青木高見のジャズコレクション Jack McDuff (orn, p) ジャック・マクダフ


略歴
Jack Mcduff ジャック・マクダフ(Jack Mcduff 出生名:Eugene McDuffy 1926年9月17日~2001年1月23日)はアメリカ合衆国イリノイ州シャンペーン出身のジャズ・オルガニスト、シンセサイザー、キーボード、バンドリーダー、編曲家。
〈青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Jack Mcduff / The Honeydripper (VICJ-23721) Jack Mcduff / Goodnight, It's Time To Go (VICJ 41880)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Jack Mcduff / The Honeydripper (VICJ-23721) Jack Mcduff / The Honeydripper (VICJ-23721)

Recorded : February 3, 1961

Personnel :
Jack Mcduff (org)
Grant Green (g)
Jimmy Forrest (ts)
Ben Dixon (ds)

Song name :
01. Whap!
02. I Want a Little Girl
03. The Honeydripper
04. Dink's Blues
05. Mr. Lucky
06. Blues and Tonic

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジャック・マクダフ(Jack Mcduff 出生名:Eugene McDuffy 1926年9月17日~2001年1月23日)はアメリカ合衆国イリノイ州シャンペーン出身のジャズ・オルガニスト、シンセサイザー、キーボード、バンドリーダー、編曲家。
LPは1961年2月3日の録音、発売元がプレスティッジ(Prestige)7199番、6曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、ジョー・ゴールドバーグ(Joe Goldberg)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはオルガンがジャック・マクダフ、ギターがグラント・グリーン、テナーサックスがジミー・フォレスト、ドラムがベン・ディクソン。
演奏はコテコテだと思いきや意外に軽め。
アルバムのタイトル「Honey Dripper(ハニードリッパー)」。
ブラック・ポップスの曲だが、この演目をするなら、もうちょっとゴリゴリとやってほしい。
考えてみればグラント・グリーンにしてもジミー・フォレストにしてもゴリゴリではないので納得。
ところで、この「Honey Dripper(ハニー ドリッパー)」はどういう意味なのだろう。
意味はハチミツを瓶からすくう棒から転じて、蜜をたらす奴、卑下した言葉で「プエルトリコ人」「恋人」の意味がある。
ドリッパー(Dripper)と言えばコーヒー・ドリッパーが有名だが、本来は「濾(こ)し出すもの、冷凍食品を解凍した時に食品の内部から流れ出る液汁、はては、漏れたり、したたり出る様子、ポトポト液体が落ちる様子を言うらしい。
という訳で「ハニー ドリッパー」。
考えようによっては卑猥(ひわい)にも取れる。
元々スラングは卑猥(ひわい)なもので、まともに考えちゃダメ。
(青木高見)





Jack Mcduff / Goodnight, It's Time To Go (VICJ 41880) Jack Mcduff / Goodnight, It's Time To Go (VICJ 41880)

Recorded : July 14, 1961

Personnel :
Jack Mcduff (org)
Grant Green (g)
Harold Vick (ts)
Joe Dukes = Joseph Thomas (ds)

Song name :
01. Sanctified Waltz
02. Goodnight, It's Time to Go
03. I'll Be Seeing You
04. A Smooth One
05. McDuff Speaking

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジャック・マクダフ(Jack Mcduff 出生名:Eugene McDuffy 1926年9月17日~2001年1月23日)はアメリカ合衆国イリノイ州シャンペーン出身のジャズ・オルガニスト、シンセサイザー、キーボード、バンドリーダー、編曲家。
LPは1961年7月14日の録音、発売元がプレスティッジ(Prestige)7220番、5曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、シドニー・ファルコ(Sidney Falco)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーはオルガンがジャック・マクダフ、ギターがグラント・グリーン、テナーサックスがハロルド・ヴィック、ドラムがジョセフ・トーマス。
何ともカッコいいアルバム・ジャケット。
このジャケットを見て購入した、完全にジャケ買いというやつ。
アルバム・ジャケット・デザインの話。
上の3分の1が朱色の地にタイトル・テキストを配置。
下3分の2に煙草を燻(くゆ)らすリーゼントのジャック・マクダフのモノクロ写真。
肝心な演奏は、ジャケット・イメージで行くとコテコテかと思いきや意外にアッサリしているので拍子抜け。
ジャック・マクダフってコテコテでないのかもしれない。
BGM風に聴いているがBGMにしては贅沢スギる。
朝起きて、カーテンを開け、まずこのアルバムからスタートで終日快調。
(青木高見)




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