David Newman (ts) = David Fathead Newman デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン
略歴
デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン (David Newman 別名:David ''Fathead'' Newman 1933年2月24日~2009年1月20日) はテキサス州コーシカナ生まれの、テナー、アルト、フルートなど多彩なマルチ・リード奏者。
「ファッドヘッド」 意味は 「うすのろ、まぬけ」。
このいただけないニックネームの、おかげで一度聞いただけで名前を覚えてしまう。
本人は、もちろん 「うすのろ、まぬけ」 ではない。
1954年、R&Bのレイ・チャールス(Ray Charles)のバンドに籍を置いていた。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
David Newman / Fathead Ray Charles Presents David Newman (8122-73708-2)
Recorded : November 5, 1958
Personnel :
David Newman (ts) #02, #04, #05, #06, #08
David Newman (as) #01, #03, #07
Ray Charles (p)
Marcus Belgrave (tp)
Bennie (Hank) Crawford (bs)
Edgar Willis (b)
Milt Turner (ds)
Song name :
01. Hard Times
02. Weird Beard
03. Willow Weep for Me
04. Bill for Bennie
05. Sweet Eyes
06. Fathead
07. Mean to Me
08. Tin Tin Deo
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン (David Newman 別名:David ''Fathead'' Newman 1933年2月24日~2009年1月20日) はテキサス州コーシカナ生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはデヴィッド・ファットヘッド・ニューマン、1958年11月5日の録音、アトランティック・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがレイ・チャールズ、トランペットがマーカス・ベルグレイブ、バリトンサックスがハンク・クロフォード、ベースがエドガー・ウィリス、ドラムがミルト・ターナー。
屈託のない、気持ちいいサックス。
とかく日本人は音楽を、ジャズだの、R&Bだの、ブルースだのとジャンル分けをしたがる。
向こうのミュージシャン達は、あまり、そういう事を言わないし考えていない様だ。
ご機嫌なサウンドならジャンルなど、どうでも良い事なのだろう。
このアルバムには、それを感じる。
メンバー全員がマスター級なのに、それを誇張しない。
クレジットにベニー・クロフォードとクレジットされているのは、あのハンク・クロフォードでバリトン・サックスだけでキメている。
ピアノのレイ・チャールズは渋く、裏方に徹している。
「ホワッド・アイ・セイ」「我が心のジョージア」 のレイ・チャールズだと思っているとハズす。
(青木高見)
James Clay and David Fathead Newman / The Sound of The Wide Open Spaces (VICJ-23072)
(注) このアルバムはジェイムズ・クレイのリーダーアルバム扱いとしています。
「 James Clay 」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : April 26, 1960
Personnel :
James Clay (ts)
David Fathead Newman (ts)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Arthur Taylor (ds)
Song name :
01. Wide Open Spaces
02. They Can't Take That Away from Me
03. Some Kinda Mean
04. What's New?
05. Figger-Ration
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メインコメント : ジェイムズ・クレイ (James Clay 1935年9月8日~1994年1月1日) はアメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれのジャズ・テナーサックス、フルート奏者。
デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン (David Newman 別名:David ''Fathead'' Newman 1933年2月24日~2009年1月20日) はテキサス州コーシカナ生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはジェイムズ・クレイとファットヘッド・ニューマン、1960年4月26日の録音、原盤LPはリヴァーサイド・レコード・レーベルからのリリース、CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、小川隆夫氏による日本語解説書付き。
共演者は、ピアノがウイントン・ケリー、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがアート・テイラー。
ジェイムズ・クレイとファットヘッド・ニューマンは互いにテキサス州で同郷。
仕事も一緒にR&Bの伴奏の仕事をしていた。
この2人に目を付けたのがキャノンボール・アダレイ。
みずからプロデュースを買って出て、めでたくリリース。
演奏は、ウイントン・ケリー率いる完璧なリズム隊をバックに、ほんのりR&Bの香りがするハード・バップ。
LP時代 「幻のテナー・ジェイムズ・クレイ」 と言われ中古に高値が付いた。
今ではCD化され2人は更に知名度が上がった。
(青木高見)
David Fathead Newman / Straight Ahead
Recorded : December 21, 1960
Personnel :
David Fathead Newman (ts, as, fl)
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Charlie Persip (ds)
Song name :
01. Batista's Groove
02. Skylark
03. Night of Nisan
04. Cousin Slim
05. Summertime
06. Congo Chant
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン (David Newman 別名:David ''Fathead'' Newman 1933年2月24日~2009年1月20日) はテキサス州コーシカナ生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはデヴィッド・ファットヘッド・ニューマン、1960年12月21日の録音、アトランティック・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがウイントン・ケリー、ベースがポール・チェンバース、ドラムがチャーリー・パーシップ。
聴く前の予想は、百戦練磨の豪華共演者にデヴィッド・ニューマンのワンホーン、レーベルがアトランティックとくればハズレはないだろう。
演奏は、ほぼ想像通り、アルバム・タイトルが示す通り、ストレイト・アヘッド。
どちらかというと、マイナーのイメージがつきまとうデヴィッド・ニューマンだが、このアルバムは中々渋い。
(青木高見)
Hank Crawford / Portrait (VICJ-94)
(注) このアルバムはハンク・クロフォードのリーダーアルバム扱いとしています。
そのため 「Hank Crawford」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : March 19-20, 1991
Personnel :
Hank Crawford (as, ts)
David Newman (as, ts)
Johnny Hammond (org)
Jimmy Ponder (g)
Vance James (ds)
Song name :
01. Tanya
02. Count Every Star
03. Planting the Blues
04. Happy Faces
05. Don't Know Much
06. Send for Me
07. To Love Again
08. Since I Fell for You
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ハンク・クロフォード (Hank Crawford 出生名:Bennie Ross Crawford, Jr 1934年12月21日~2009年1月29日) はアメリカ合衆国テネシー州メンフィス生まれのクロスオーヴァー・マルチ・サックス奏者、編曲家。
デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン (David Fathead Newman 1933年2月24日~2009年1月20日) はテキサス州コーシカナ生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはハンク・クロフォードとデヴィッド・ファットヘッド・ニューマン、1991年3月19日・20日の録音、マイルストーン・レーベルの音源、CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、小西啓一氏による日本語解説書付き。
メンバーは、アルトサックスがハンク・クロフォード、テナーサックスとアルトサックスがデヴィッド・ファットヘッド・ニューマン、オルガンがジョニー・ハモンド・スミス、ギターがジミー・ポンダー、ドラムがヴァンス・ジェームス。
ハンク・クロフォードとデビッド・ファットヘッド・ニューマンは共にレイ・チャールズ・バンドの看板サックスだった。
演奏はブルースに始まってブルースで終わる漆黒のサウンド。
特にジョニー・ハモンド・スミスのオルガンがシブい。
ちなみにハンク・クロフォードとデヴィッド・ファットヘッド・ニューマンの亡くなった年月が同じ。
(青木高見)
David Fathead Newman / Keep The Spirits Singing
Recorded : March 21, 2000
Personnel :
David Fathead Newman (fl, as, ts)
John Hicks (p)
Steve Turre (tb)
Steve Novosel (b)
Winard Harper (ds)
Steve Kroon (per)
Song name :
01. Keep The Spirits Singing
02. Mellow-D For Mr.C
03. Cousin Esau
04. Karen My Love
05. Willow Weep For Me
06. Life
07. Asia Beat
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : デヴィッド・ファットヘッド・ニューマン (David Fathead Newman 1933年2月24日~2009年1月20日) はテキサス州コーシカナ生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはファットヘッド・ニューマン、2000年3月21日の録音。
共演者は、ピアノがジョン・ヒックス、トロンボーンがスティーブ・タール、ベースがスティーヴ・ノヴォセル、ドラムがウイナード・ハーパー、パーカッションがスティーブ・クルーン。
アルバムの購入動機のひとつに、ピアノのジョン・ヒックスの参加がある。
ファットヘッド・ニューマンとジョン・ヒックスというだけで、何としても聴いてみたくなる。
ほかの共演者も、意外性のあるメンバーで聴く前からワクワクさせられる。
演奏は、1933年生まれのデヴィッド・ニューマンが、2000年を迎えた音。
ジャケット・デザインと同じく、クリアーな雲ひとつない青空とダブる。
ああそうだった、アルバム・タイトルは 「Keep The Spirits Singing !」。
(青木高見)