青木高見のジャズコレクション Roland Hanna (p) ローランド・ハナ


略歴
Roland Hanna ローランド・ハナ (Roland Hanna 1932年2月10日~2002年11月13日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ·ピアニスト。
幼少期、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンに多大な影響を受ける。
青年期、イーストマン音楽学校とジュリアード音楽院で学ぶ。
ジャズとしての活動は1940年代の後半から。
個人的には、変にクラシック色を出さないところがいい。
また、これだけ弾けて 「極めて誇張しないピアノ」 を生涯、貫(つらぬ)き通す。
晩年は、アーロン·コープランド学校で教授として教鞭をとった。
ナイト爵位を与えられ、サーを付けて呼ばれる。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Roland Hanna / Easy To Love (30XD-1042) Roland Hanna / 1 x 1 (YX-8020) Roland Hanna / Walkin' (JHR73528)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Roland Hanna / Easy To Love (30XD-1042) Roland Hanna / Easy To Love (30XD-1042)

Recorded : September 25, 1959

Personnel :
Roland Hanna (p)
Ben Tucker (b)
Roy Burnes (ds)

Song name :
01. The Best Things In Life Are Free
02. Next Time You See Me
03. From This Day On
04. Like Someone In Love
05. Yesterdays
06. Farouk Thelonious
07. It Never Entered My Mind
08. Easy To Love
09. Night In Tunisia

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローランド・ハナ (Roland Hanna 1932年2月10日~2002年11月13日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ·ピアニスト。
アルバムはローランド・ハナ、1959年9月25日の録音。
LPはアトコ・レコード(ATCO Records)33-121番、9曲入り。
CDは の録音、発売元が販売元が、ハロルド・フラティ(Harold Flartey)氏による英語ライナーノーツ、佐藤秀樹氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーは、ピアノがローランド・ハナ、ベースが名手ベン・タッカー、ドラムがロイ・バーンズ。
音が鳴った瞬間から濃厚なジャズ・ピアノに空気が変わる。
多くのジャズ・ミュージシャンは演奏経験によって徐々に上手くなっていく。
だが、ローランド・ハナは最初から完成していて、初期の作品には貫禄すら感じる。
以下、ローランド・ハナの略歴。
幼少期、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンに多大な影響を受ける。
青年期、イーストマン音楽学校とジュリアード音楽院で学ぶ。
ジャズとしての活動は1940年代の後半から。
個人的には、変にクラシック色を出さないところがいい。
また、これだけ弾けて 「極めて誇張しないピアノ」 を生涯、貫(つらぬ)き通す。
晩年は、アーロン·コープランド学校で教授として教鞭をとった。
ナイト爵位を与えられ、サーを付けて呼ばれる。
(青木高見)



 

Roland Hanna / 1 x 1 (YX-8020) Roland Hanna / 1 x 1 (YX-8020)

Recorded : Tokyo,Japan
March 9, 1974
March 11, 1974
March 13, 1974

Personnel :
Roland Hanna (p)
George Mraz (b)

Song name :
01. C Jam Blues
02. In A Sentimental Mood
03. Scrapple From The Apple
04. Pergia
05. Olro
06. My Fanny Valentine
07. Wistful Moment

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メインコメント : (このアルバムはLPで所持)
ローランド・ハナ (Roland Hanna 1932年2月10日~2002年11月13日) はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ·ピアニスト。
当アルバムはローランド・ハナ、1974年3月の録音。
LPは東宝レコード(Toho Records)YX-8020番、7曲入り(当アルバムはLPで所持)。
メンバーは、ピアノがローランド·ハナ、ジョージ・ムラーツとのデュオ。
ローランド·ハナは、1967年から1974年まで、サド·ジョーンズ、メル·ルイス·オーケストラのレギュラー・ピアニストだった。
おりしも、サド・メルが来日した時、空いた時間に収録された。
ドラムを探したが見つからず、デュオになったという。
演奏は、透き通る様に美しく心を奪われる。
ローランド・ハナの卓越した音楽性を味わうことができる。
(青木高見)





Roland Hanna / Walkin' (JHR73528) Roland Hanna / Walkin' (JHR73528)

Recorded : April 1973 - July 1974

Personnel :
Roland Hanna (p)

Song name :
01. You Took Advantage of Me
02. Killing Me Softly with His Song
03. There Is No Greater Love
04. Morning
05. Walkin'
06. Perugia
07. A Child Is Born
08. Wistful Moment
09. Two Cute
10. Improvisation on Prelude in E Minor
11. Hallelujah

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローランド・ハナ(Roland Hanna 1932年2月10日~2002年11月13日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ·ピアニスト。
アルバムはローランド・ハナ、1973年・1974年の録音。
CDは 「A JAZZ HOUR WITH」 レーベルからのリリース、輸入盤、英語ライナーノーツなし、11曲入り。
メンバーは、。
「A JAZZ HOUR WITH」 シリーズの中のローランド・ハナ、ソロピアノ。
録音場所は。
1973年、ニューヨークとロンドン、スタジオ。
1974年、モントレーのライブ。
「A JAZZ HOUR WITH」 シリーズは、一流ジャズミュージシャンを 「質は落とさず驚くほど安いCD!で」 をモットーに50枚程リリースされている。
安価な分、ライナーは演目のみペラ1枚だが、音質も思ったほど悪くなく、拾い物の曲が入っている事があるので見逃せない。
例えば2曲目のロバータ・フラックで再ヒットした 「Killing Me Softly with His Song(やさしく歌って)」 など。
演奏は、ピアノとヴァイオリンとの共演が楽しめる。
幼少期に、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンに多大な影響を受けたというだけあってピアノに気品を感じる。
(青木高見)




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