Scott Hamilton (ts) スコット・ハミルトン
略歴
スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Scott Hamilton / Scott Hamilton Is A Good Wind Who Is Blowing Us No Ill (VICJ-23809)
Recorded : 1977
Personnel :
Scott Hamilton (ts)
Nat Pierce (p)
Bill Berry (tp)
Monty Budwig (b)
Jake Hanna (ds)
Song name :
01. That's All
02. Indiana
03. Stuffy
04. Exactly Like You
05. Ill Wind
06. Broadway
07. The Blue Room
08. Sometimes I'm Happy
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはスコット・ハミルトン、1977年の録音、ファースト・アルバム。
LPはコンコード・ジャズ(Concord Jazz)CJ-42番、8曲入り。
CDは発売元が販売元がビクター音楽産業株式会社、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはテナーサックスがスコット・ハミルトン、ピアノがナット・ピアス、トランペットがビル・ベリー、ベースがモンティー・バドウィッグ、ドラムがジェイク・ハナ(ハンナ)。
おりしも時代はフュージョンブーム、その中において何ともオーソドックスなスタイルをひっさげ、若干22歳のスコット・ハミルトンがデビューした。
当時スコット・ハミルトンの評価は二つに分かれた。
一つはスウィング派の復権、レスター・ヤングの再来などメインストリーム・ジャズ・ファンから大歓迎。
もう一つは時代遅れの懐古趣味、新鮮さが乏しいと非難された。
いつの時代もリスナーは実に勝手で、好き勝手に言いたい放題。
本来、ジャズやブルースは、いいものを聴こうと思ったら時代など関係ない。
演奏はメインストリームのピュアなモダンジャズ。
不思議に思ったのは、なぜこの若かさで、こういう音が出せるのか。
(青木高見)
Scott Hamilton and Ruby Braff / A Sailboat In The Moonlight (CCD 4296)
アルバムはスコット・ハミルトンのリーダーアルバム扱いとしています。
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「Ruby Braff」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : February 1985
Personnel :
Scott Hamilton (ts)
Ruby Braff (cornet)
John Bunch (p)
Chris Flory (g)
Phil Flanigan (b)
Chuck Riggs (ds)
Song name :
01. Sailboat in the Moonlight
02. Lover, Come Back to Me
03. Where Are You?
04. 'Deed I Do
05. When Lights Are Low
06. Jeepers Creepers
07. Milkman's Matinee
08. Sweethearts on Parade
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
ルビー・ブラフ (Ruby Braff 出生名:Reuben "Ruby" Braff 1927年3月16日~2003年2月9日) はアメリカ合衆国ボストン生まれのジャズ・コルネット奏者。
アルバムはスコット・ハミルトンとルビー・ブラフ、1985年2月の録音、邦題 「月影のセイルボード」。
LPはコンコード・ジャズ(Concord Jazz)CJ-296番、8曲入り。
CDは発売元がキング・レコード株式会社、ピーター・ストラウブ(Peter Straub)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、中村幸之助氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスコット・ハミルトン、コルネットがルビー・ブラフ、ピアノが、ジョン・バンチ、ギターがクリス・フローリー、ベースがフィル・フラニガン、ドラムがチャック・リッグス。
演奏は、スコット・ハミルトンとジャズ・トランペットのレジェンド、ルビー・ブラフとの共演。
2人の歳の差は何と27歳。
ただジャズの場合、歳の差は関係ない。
お互いの楽器で意思の疎通があれば、それでOK。
という訳で古き良き時代のスイングがゴージャスに再現される。
アルバム・ジャケットは月夜にヨットと、一見フュージョンっぽいが中身はモダン・ジャズ、演奏の落差もこのレベルになれば、ご愛嬌。
(青木高見)
Gene Harris and Scott Hamilton / At Last (CCD-4434)
アルバムはジーン・ハリスのリーダーアルバム扱いとしています。
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「Scott Hamilton」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : May 1990
Personnel :
Gene Harris (p)
Scott Hamilton (ts)
Herb Ellis (g)
Ray Brown (b)
Harold Jones (ds)
Song name :
01. You Are My Sunshine
02. It Never Entered My Mind
03. After You've Gone
04. Lamp Is Low, The
05. At Last
06. Blues for Gene
07. I Fall in Love Too Easily
08. Some of These Days
09. Stairway to the Stars
10. Sittin' in the Sandtrap
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジーン・ハリス (Gene Harris 1933年9月1日~2000年1月16日) はアメリカ合衆国ミシガン州ベントン・ハーバー生まれのジャズ・ピアニスト。
スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはジーン・ハリスとスコット・ハミルトン、1990年5月の録音。
LPはCCD-4434番、10曲入り。
CDはコンコード・ジャズ(Concord Jazz)・レーベルからのリリース、輸入盤、ナット・ヘントフ(Nat Hentoff)氏による英語ライナーノーツ、10曲入り。
メンバーは、ピアノがジーン・ハリス、テナーサックスがスコット・ハミルトン、ギターがハーブ・エリス、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがハロルド・ジョーンズ。
ジーン・ハリスとスコット・ハミルトンとの歳の差は、ジーン・ハリスの方が21歳上。
百戦錬磨のミュージシャン達が奏でるジャズ。
音が鳴った一瞬、辺りが濃厚なモダン・ジャズの空気にかわる。
(青木高見)
Scott Hamilton / Late Night Christmas (Concord Jazz CCD-4922-2)
アルバムはスコット・ハミルトンのリーダーアルバム扱いとしています。
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「クリスマス集」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : February 1, 1997 - February 3, 1997
Personnel :
Scott Hamilton (ts)
London String Ensemble
Alan Broadbent (p, arr, cond)
Dave Cliff (g)
Dave Green (b)
Allan Ganley (ds)
Song name :
01. The Christmas Song
02. I'll Be Home For Christmas
03. Have Yourself A Merry Little Christmas
04. Little Drummer Boy
05. Christmas Waltz
06. Winter Wonderland
07. Greensleeves (What Child Is This?)
08. Santa Claus Is Coming To Town
09. White Christmas
10. Bell Carol Blues
11. Christmas Love Song
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはスコット・ハミルトン、1997年2月1日から3日の録音、クリスマス集。
CDはコンコード・ジャズ・レーベルからのリリース、英語による演目とミュージシャンの紹介、11曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスコット・ハミルトン、ピアノと編曲、指揮がアラン・ブロードベント、ギターがデイブ・クリフ、ベースがデイブ・グリーン、ドラムがアラン・ガンリー、オーケストラがロンドン・ストリングス・アンサンブル。
偶然とは言え、デイブさんが2名、アランが2名いるが血縁関係ではない。
演奏は、クリスマス・アルバムとして吟味されていて、ジャズでありながらオーケストラをバックに、ゆったりとしたBGM風に仕上がっている。
アルバム・タイトル通り、深夜のクリスマスに、しんみり聴くには絶好の1枚。
(青木高見)
Eddie Higgins / Smoke Gets In Your Eyes (TKCV-35100)
アルバムはエディ・ヒギンズのリーダーアルバム扱いとしています。
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「Scott Hamilton」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : October 2-3, 2001
Personnel :
Eddie Higgins (p)
Scott Hamilton (ts)
Steve Gilmore (b)
Bill Goodwin (ds)
Song name :
01. Melancholy Rhapsody
02. It's A Lonesome Old Town
03. You Don't Know What Love Is
04. By Myself
05. Smoke Gets In Your Eyes
06. Lullaby Of The Leaves
07. When The Sun Comes Out
08. Love Letters
09. When You Wish Upon A Star
10. All This And Heaven Too
11. You're My Everything
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エディ・ヒギンズ (Eddie Higgins 出生名:Edward Haydn Higgins 1932年2月21日~2009年8月31日) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはエディ・ヒギンズとスコット・ハミルトン、2001年10月2日・3日の録音、邦題 「煙が目にしみる」。
CDは発売元がヴィーナス・レコード・レーベル、英語ライナーノーツなし、高井信成氏による日本語解説、11曲入り。
メンバーは、ピアノがエディ・ヒギンズ、テナーサックスがスコット・ハミルトン、ベースがスティーブ・ギルモア、ドラムがビル・グッドウィン。
ハスキーなテナーサックスのスコット・ハミルトンとエレガントでシックなピアノとの甘いブレンド。
(青木高見)
Eddie Higgins / My Funny Valentine (FJCP 41915)
アルバムはエディ・ヒギンズのリーダーアルバム扱いとしています。
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「Scott Hamilton」 でも同じ内容を掲載しています。
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Recorded : September 11-12, 2004
Personnel :
Eddie Higgins (p)
Scott Hamilton (ts)
Jay Leonhart (b)
Joe Ascione (ds)
Song name :
01. You'd Be So Nice To Come Home To
02. I'm A Fool To Want You
03. When Sunny Gets Blue
04. Alone Together
05. My Funny Valentine
06. It's All Right With Me
07. Stardust
08. I Only Have Eyes For You
09. Don't Explain
10. Slow Boat To China
11. Imagination
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エディ・ヒギンズ (Eddie Higgins 出生名:Edward Haydn Higgins 1932年2月21日~2009年8月31日) はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
スコット・ハミルトン (Scott Hamilton 1954年9月12日~) はアメリカ合衆国ロード・アイランド生まれのジャズ・テナーサックス奏者。
アルバムはエディ・ヒギンズとスコット・ハミルトン、2004年9月11日・12日の録音。
CDは発売元がヴィーナス・レコード・レーベル、英語ライナーノーツなし、馬場啓一氏による日本語解説、11曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスコット・ハミルトン、ピアノがエディ・ヒギンズ、ベースがジェイ・レオンハート、ドラムがジョー・アシオーネ。
演奏は、一連の日本のヴィーナス・レコード・レーベルからのエディ・ヒギンズ・シリーズ。
いよいよ、ここに至り完成の域に達した感じがする、まさに円熟。
エディ・ヒギンズとスコット・ハミルトンの歳の差は、エディ・ヒギンズが22歳年上。
個人的に、2000年を越えたあたりから、モダン・ジャズで、いいな~と思うアルバムが少なくなり淋しく感じていた。
ところが、このアルバムは、そんな不満を一機に解消させてくれる。
(青木高見)