青木高見のジャズコレクション Tom Harrell (tp, flugelhorn) トム・ハレル


略歴
Tom Harrell トム・ハレル(Tom Harrell 1946年6月16日~)はアメリカ合衆国イリノイ州生まれのジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者、作曲家、編曲家。
声を大にして言わなくても実力があれば必ず名前は上がってくる。
スタン・ケントン楽団でスタート、その後、ウディ・ハーマン、ホレス・シルバー、ジョージ・ラッセル、メル・ルイス、ライオネル・ハンプトン、はてはカルロス・サンタナなど、実力は超一流ミュージシャンとの共演実績が物語る。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Tom Harrell / Sail Away (OJCCD-1095-2)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Jim Hall - Tom Harrell / These Rooms (32CY-2297) Phil Woods - Tom Harrell / Phil Woods Tom Harrell (26104)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Tom Harrell / Sail Away (OJCCD-1095-2) Tom Harrell / Sail Away (OJCCD-1095-2)

Recorded : March 22 and 23, 1989

Personnel :
Tom Harrell (tp, flh)
James Williams (p)
John Abercrombie (g, g-syn) #03-04, #07-08, "10
Dave Liebman (ss) #03, #08, #10
Joe Lovano (ts) #01-02, #05-06, #09
Cheryl Pyle (fl) #07
Ray Drummond (b) #01-06, #08-10
Adam Nussbaum (ds) #01-06, #08-10

Song name :
01. Eons
02. Glass Mystery
03. Dream in June
04. Sail Away
05. Buffalo Wings
06. It Always Is
07. Dancing Trees
08. Hope St.
09. April Mist
10. Visions of Gaudi

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : トム・ハレル(Tom Harrell 1946年6月16日~)はアメリカ合衆国イリノイ州生まれのジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者、作曲家、編曲家。
アルバムはトム・ハレル、。
LPは1989年3月22日・23日の録音、発売元がコンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)C-14054番、6曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、トム・スロヴィッチ(Tom Surowicz)氏による英語ライナーノーツ、7~10曲目の3曲が追加され全10曲入り。
メンバーはトランペットとフリューゲルホーンがトム・ハレル、ピアノがジェームス・ウィリアムズ、ギターとギターシンセがジョン・アバークロンビー、ソプラノサックスがデイヴ・リーブマン、テナーサックスがジョー・ロヴァーノ、ベースがレイ・ドラモンド、ドラムがアダム・ナスバウムほか。
トム・ハレルの30枚近くあるアルバムの後半の作品になる。
資料から解った事だが本人は重度の精神疾患を患っていた。
今ではユーチューブでは演奏を見る事ができる。
ヨタヨタとした歩行、しかしトランペットを持てば別人の様に変身。
声を大にして言わなくても実力があれば必ず名前は上がってくる。
スタン・ケントン楽団でスタート、その後、ウディ・ハーマン、ホレス・シルバー、ジョージ・ラッセル、メル・ルイス、ライオネル・ハンプトン、はてはカルロス・サンタナなど、実力は超一流ミュージシャンとの共演実績が物語る。
説教的なウイントン・マルサリスとは正反対のトランペットは孤高で美しい。
(青木高見)





Jim Hall - Tom Harrell / These Rooms (32CY-2297) Jim Hall - Tom Harrell / These Rooms (32CY-2297)

アルバムはジム・ホールのリーダーアルバム扱いとしています。
「Jim Hall」でも同じ内容を掲載しています。  →
「Tom Harrell」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded :
March 9, 1988
March 10, 1988

Personnel :
Jim Hall (g)
Tom Harrell (flh, tp)
Steve LaSpina (b)
Joey Baron (ds)

Song name :
01. With a Song in My Heart
02. Cross Court
03. Something Tells Me
04. Bimini
05. All Too Soon
06. These Rooms
07. Darn That Dream
08. My Funny Valentine
09. Where or When
10. From Now On

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジム・ホール(Jim Hall 出生名:James Stanley Hall 1930年12月4日~2013年12月10日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー生まれのジャズ・ギタリスト。
トム・ハレル(Tom Harrell 1946年6月16日~)はアメリカ合衆国イリノイ州生まれのジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者、作曲家、編曲家。
CDは1988年2月9日・10日の録音、製造・発売元が日本コロムビア株式会社、ドクター・ハーブ・ウォン(Dr.Heab Wong)氏によるライナーノーツ・市川正二氏による和訳、10曲入り。
メンバーはギターがジム・ホール、トランペットとフリューゲルホーンがトム・ハレル、ベースがスティーブ・ラスピーナ、ドラムがジョーイ・バロン。
元々趣向性が同じ2人、落ち着きのある甘美な世界が広がる。
(青木高見)





Phil Woods - Tom Harrell / Phil Woods Tom Harrell (26104) Phil Woods - Tom Harrell / Phil Woods Tom Harrell (26104)

「ジャズ/フィル・ウッズ」のリーダーアルバムとしています。
 →
「ジャズ/トム・ハレル」でも同じ内容を掲載しています。  →


Recorded : June 19, 1986

Personnel :
Phil Woods (as, cl)
Tom Harrell (tp, fln)
Hal Garper (p)
Steve Gilmore (b)
Bill Goodwin (ds)

Song name :
01. 111-44
02. Another Jones
03. My Azure
04. Serenade in Blue
05. Tenor of the Times
06. Times Mirror
07. Ya Know

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : フィル・ウッズ(Phil Woods 出生名:Philip Wells Woods 1931年11月2日~)はアメリカ合衆国マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれのジャズ・アルトサックス奏者、作曲家。
トム・ハレル(Tom Harrell 1946年6月16日~)はアメリカ合衆国イリノイ州生まれのジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者、作曲家、編曲家。
LPは1986年6月19日年の録音、発売元がグルーヴ・マーチャント(Groove Merchant)GM 26104番、5曲入り。
CDは2006年のリリース、発売元がLRC(Lester Recording Catalg)、輸入盤、英語ライナーノーツなし、英語の演目紹介のみ、3、6曲目の2曲が追加され全7曲入り。
メンバーはアルトサックスとクラリネットがフィル・ウッズ、トランペットとフリューゲルホーンがトム・ハレル、ピアノがハル・ギャルパー、ベースがスティーブ・ギルモア、ドラムがビル・グッドウイン。
2人の歳の差はフィル・ウッズが15歳上。
ただジャズの場合、歳の差は、あまり関係ない。
演奏はフィル・ウッズもトム・ハレルも音に感情をこめるタイプ。
力のあるフィル・ウッズのサックスに触発されたのかトム・ハレルも張りが増す。
元気な演奏、音が綺麗、個人的にはエコーが強すぎるのが難。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲