青木高見のジャズコレクション Junko Onishi (p) 大西順子


略歴
Junko Onishi 大西順子(Junko Onishi 1967年4月16日~)は日本・京都府京都市出身のジャズ・ピアニスト。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Junko Onishi / Live At The Village Vanguard (TOCJ-5570) Junko Onishi / Baroque (UCCJ-2081)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Jackie Mclean - Junko Onishi / Hat Trick - Meets Junko Onishi (CDP 7243 8 38363 2 1)

【以下コンテンツ】
Junko Onishi / Live At The Village Vanguard (TOCJ-5570)
Junko Onishi / Live At The Village Vanguard (TOCJ-5570)
CD recording date : September 21, 1994

Personnel :
Junko Onishi (p)
Reginald Veal (b)
Herlin Riley (ds)

Song name :
01. So Long Eric
02. Blue Skies
03. Concorde
04. How Long Has This Been Goin' On
05. Darn That Dream
06. Congeniality

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : 大西順子(Junko Onishi 1967年4月16日~)は日本・京都府京都市出身のジャズ・ピアニスト。
 CDは1994年9月21日のリリース、発売元がサムシン・エルス(Somethin' Else)TOCJ-5570番、児山紀芳氏による日本語解説、6曲入り。
 メンバーは、ピアノが大西順子、ベースがレジナルド・ヴィール、ドラムがハーレン・ライリー。
日本人で、しかも女性ピアニストがニューヨークの名門クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」で演奏した。
この事は、日本のジャズ史の中では快挙と言える。
つまり、その事は日本人ジャズ・ミュージシャンが世界基準で渡り合えることを証明したという事になる。
ピアノは力強く「ヴィレッジ・ヴァンガード」に臆することなく堂々と弾いている。
演目も、吟味したのであろう、チャールズ・ミンガス、オーネット・コールマンといった巨匠の楽曲を取り上げている、それが単なるカバーではなかったので、まずは「ひと安心」。
ジャズは、やり続ける事、熟成して初めて本物になる。
ひとつ心配なのが、この美貌だ。
大正、昭和の女性演歌歌手は例外なく不器量。
その不器量さが「ど根性に」につながるのだ。
「なめたらアカン、人生なめずに、コレなめよ~」。
以下、演目の作曲者。
01. So Long Eric / Charles Mingus
02. Blue Skies / Irving Berlin
03. Concorde / John Lewis
04. How Long Has This Been Goin' On / Junko Onishi
05. Darn That Dream / Eddie De Lange, Jimmy Van Heusen
06. Congeniality / Ornette Coleman



Jackie Mclean - Junko Onishi / Hat Trick - Meets Junko Onishi (CDP 7243 8 38363 2 1)
Jackie Mclean - Junko Onishi / Hat Trick - Meets Junko Onishi (CDP 7243 8 38363 2 1)
「ジャズ/ジャッキー・マクリーン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/大西順子」でも同じ内容を掲載しています。  →

CD recording date : January 28-31, 1996

Personnel :
Jackie Mclean (as)
Junko Onishi (p)
Nat Reeves (b)
Lewis Nash (ds)

Song name :
01. Little Melonae
02. A Cottage For Sale
03. Solar
04. Bags' Groove
05. Will You Still Be Mine
06. Left Alone
07. Jackie's Hat
08. Sentimental Journey
09. Bluesnik

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean 出生名:John Lenwood McLean 1931年5月17日~2006年3月31日)はアメリカ合衆国ニューヨーク生まれのジャズ・サックス奏者、作曲家、バンドリーダー、教育者。
大西順子(Junko Onishi 1967年4月16日~)は日本・京都府京都市出身のジャズ・ピアニスト。
CDは1996年1月28日~31日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)CDP 7243 8 38363 2 1番、輸入盤、ライナーノーツなし、9曲入り。
大西順子をフィーチャーしたジャッキー・マクリーンのリーダー作。
こんなに弾けるのに大西順子をマッコイ・タイナーやマル・ウォルドロンと比較しちゃ可哀そう。
という訳で、ジャッキー・マクリーンの代表作「リトル・メロネエ」「レフト・アローン」を扱っている。
アルバム全体では、何度聴いても希薄で魅力がない、どこが、どうなると、こうなってしまうのか深く考えてみたい。
(青木高見)



Junko Onishi / Baroque (UCCJ-2081)
Junko Onishi / Baroque (UCCJ-2081)
CD recording date : 2010

Personnel :
Junko Onishi (p)
Nicholas Payton (tp)
James Carter (ts, as, bass-cl, fl)
Wycliffe Gordon (tb)
Reginald Veal (b) #01-03, #05-07
Rodney Whitaker (b) #01, #03, #05, #07
Herlin Riley (ds)
Roland Guerrero (congas) #01

Song name :
01. Tutti
02. The Mother's (Where Johnny Is)
03. The Threepenny Opera
04. Stardust
05. Meditations For A Pair Of Wire Cutters
06. Flamingo
07. The Street Beat / 52nd Street Theme
08. Memories Of You

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : 大西順子(Junko Onishi 1967年4月16日~)は日本・京都府京都市出身のジャズ・ピアニスト。
 CDは2010年のリリース、発売元がヴァーヴ・レコード(Verve Records)UCCJ-2081番、ヴァーヴ・レコード英語演目と演奏者、8曲入り。
 メンバーは、ピアノが大西順子、トランペットがニコラス・ペイトン、テナーサックス・アルトサックス・バスクラリネット・フルートがジェームス・カーター、トロンボーンがワイクリフ・ゴードン、ベースがレジナルド・ヴィールとロドニー・ウィテカー、ドラムがハーレン・ライリー、コンガがローランド・ゲレロ。
共演者は超が付く一流ミュージシャンが集められている、これを見て大西順子がどう進化しているか聴きたくなり入手。
アルバム・ジャケットは自分が一番嫌いなデザインで嫌な気分になるが、そこは我慢。
 演奏は、ジャズを聴き込んでいると自負する自分でも、けっこう難解な内容。
これだけの一流メンバーの演奏なので悪い訳がない、だが肝心のワクワク感がない。
これは、いったい何なのか、結局CDは棚に入ったきり1年に1度聴くか聴かないCDになりそうだ。
ここが、ジャズのいっち難しいところ、ヘタウマで何度も引っ張り出して聴くジャズ・アルバムもある。
唯一の救いは4曲目「スターダスト(Stardust)」大西順子、渾身のソロ・ピアノ、これはいい。
全体は、たぶん作り込んでいくうち高度なものになっていったと勝手に想像しているる。
以下、演目の作曲家。
01. Tutti / Junko Onishi
02. The Mother's (Where Johnny Is) / Junko Onishi
03. The Threepenny Opera / Kurt Weill
04. Stardust / Hoagy Carmichael
05. Meditations For A Pair Of Wire Cutters / Charles Mingus
06. Flamingo / Ted Grouya‐Edmund Anderson
07. The Street Beat / Sir Charles Thompson - 52nd Street Theme / Thelonious Monk
08. Memories Of You / Eubie Blake, Andy Razaf
後日、別な評で「世紀の音楽的な「バロック(歪んだ真珠)」をテーマにしており、自身が敬愛するジャッキー・バイアードやミンガスなどの影響を反映しつつ、ストレートアヘッド・ジャズに現代的な解釈を加えた内容」の記事を見つけた。
 これで謎が解けた、元々、チャールズ・ミンガスやジャッキー・バイアードは、失礼ではあるが、一般のリスナーが好んで聴くミュージシャンではなく、どちらかと言うと、オタク・ジャズ、辺境でいて奥が深いジャズ・ミュージシャンなので、仕上がりがそうなったのだ。
【追伸】
2012年11月、大西順子が自身の公式サイトなどで「演奏活動からの引退」を表明した。
理由は、自身の音楽的追求と商業的な活動との間の葛藤や、体調面、モチベーションの問題などだという。
末永く音楽活動を続ける事が「ジャズ演奏の熟成」という大きな要素。
やはり、薄々感じて心配していた事が現実になった、結局、何はともあれ「嗚呼(ああ)、やっぱりネッ!」になった。
一度引退宣言をした以上、その行動は取り戻せない事は承知の上での宣言だと思う。
ニューヨークの名門クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」が泣いている。
(青木高見)




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