Eubie Blake (p) ユービー・ブレイク
略歴
ユービー・ブレイク(Eubie Blake 1887年2月7日~1983年2月12日)はアメリカ合衆国生まれの作曲家、作詞家、ラグタイム・ジャズ・ポップス・ピアニスト。
(青木高見)
【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
【以下コンテンツ】
The Greatest Ragtime Of The Century (BIOGRAPH BCD 103)
「ジャズ/ラグタイム (Ragtime)」をリーダー・アルバムとしています。
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「ジャズ/ユービー・ブレイク(James Hubert Blake = Eubie Blake)」でも同じ内容を掲載。
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「ジャズ/ジェイムス・ピー・ジョンソン(James Price Johnson)」でも同じ内容を掲載。
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「ジャズ/スコット・ジョプリン(Scott Joplin)」でも同じ内容を掲載。
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「ジャズ/ジェリー・ロール・モートン(Jelly Roll Morton = Ferdinand "Jelly Roll" Morton)」でも同じ内容を掲載。
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「ジャズ/ジミー・ブライス(Jimmy Blythe)」でも同じ内容を掲載。
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「ジャズ/ファッツ・ウォーラー(Thomas Fats Waller)」でも同じ内容を掲載。
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CD recording date : 1917-1931
Personnel, Song number, Song name, Recorded :
[Jelly Roll Morton (p)]
01. Shreveport Stomp / 1924
02. Sweet Man / 1925
03. Tom Cat Blues / 1924
[Thomas Fats Waller (p)]
04. A New Kind Of Man WIth A New Kind Of Love For Me / 1924
05. Nobody But My Baby (Is Gettin' My Love) / 1927
06. Got To Cool My Doggies Now / 1923
[Scott Joplin (p)]
08. Weeping Willow Rag / 1916
07. Maple Leaf Rag / 1916
09. Something Doing / 1916
[James P Johnson (p)]
10. Steeplechase Rag / 1917
11. Twilight Rag / 1917
[Eubie Blake (p)]
12. Charleston Rag / 1917
13. It's Right Here For Youv / 1921
14. Fare Thee Honey Blues / 1921
[Jimmy Blythe (p)]
15. Mr. Freddie Blues Eubie Blake / 1926
[Jimmy Blythe and Charles Clark]
16. Regal Stomp (aka Bow To Your Papa) / 1931
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント :「ラグタイム (Ragtime)」は1900年初頭にアメリカで誕生したピアノ奏法。
演奏時期は1917年~1931年。
CDは発売元がバイオグラフ(BIOGRAPH)、輸入盤、マイケル・モンゴメリー(Michael Montgomery)氏による英語ライナーノーツ、16曲入り。
メンバーは以下の6名。
・スコット・ジョプリン(Scott Joplin)
1868年11月24日アメリカ合衆国 テキサス州 リンデン生まれ。
・ユービー・ブレイク(James Hubert Blake = Eubie Blake)
1887年2月7日アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア生まれ。
・ジェリー・ロール・モートン(Jelly Roll Morton = Ferdinand "Jelly Roll" Morton)
1890年9月20日アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。
・ジェイムス・ピー・ジョンソン(James Price Johnson)
1894年2月1日アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ。
・ジミー・ブライス(Jimmy Blythe)
1901年5月20日ケンタッキー州ルイビル生まれ。
・ファッツ・ウォーラー(Thomas Fats Waller)
1904年5月21日アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
演奏はシンコペーションを多用した2拍子が中心。
主に左手が伴奏で、ベースの「ズン」と、和音の「チャ」が交互に繰り返され、右手でメロディーと和音が弾かれる。
「Ragtime」の語源はリズムの微妙のズレから「Ragged Time」という説が一般化しているが正確な内容は定かではない。
ジャズ系譜からは「ラグタイム」がジャズに発展していく過程の奏法になる。
録音は電気式録音機器が無かった1900代初頭「ピアノ・ロールという自動演奏ピアノ」が発明され、その記録から現代に蘇(よみがえ)った。
ピアノ・ロールの仕組みは、専用の紙に穴を開けた記録媒体(ロール)を作り、それを読み取り再生する。
当アルバムはロールの保存状態が良かったのが幸いし「1910年製・スタインウェイ65/86 ノート・プレイヤー」で再現されている。
ジャズ・ピアノ史の観点からも貴重な内容。
(青木高見)