青木高見のジャズコレクション Elis Regina (vo) エリス・レジーナ


略歴
Elis Regina エリス・レジーナ(Elis Regina 出生名:Elis Regina Carvalho Costa 1945年3月17日~1982年1月19日)はブラジル・リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ生まれの女性歌手。
1960年代から1970年代にかけてブラジルで最も人気のあった女性シンガー。
「Furacão(ハリケーン)」「Pimentinha(ピメンチーニャ、小さな唐辛子)」の愛称でも呼ばれた。
抜群の歌唱力があったにもかかわらず1982年、薬物とアルコール中毒で亡くなった。
(青木高見)



【INDEX (リーダー・アルバム)】
Elis Regina / Samba Eu Canto Assim + 1 (UICY-3504) Elis Regina - Antonio Carlos Jobim / Elis And Tom (UICY-3507)

【以下コンテンツ】


Elis Regina Samba Eu Canto Assim Elis Regina / Samba Eu Canto Assim + 1 (UICY-3504)

「ジャズ/エリス・レジーナ」のリーダーアルバムとしています。  →
「ブラジル音楽/エリス・レジーナ」でも同じ内容を掲載しています。  →

Release : 1965

Personnel :
Elis Regina (vo)
Rio65Trio

Song name :
01.Reza
02.Menino Das Laranjas
03.Por Um Amor Maior
04.Joao Valentao
05.Maria de Maranhao
06.Resolucao
07.Sou Sem Paz
08.Consolocao / Berimbau / Tem Do
09.Aleluia
10.Eternidade
11.Preciso Aprender A Per So
12.Ultimo CantoCanto
13. Arrastao (Bonus Track)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリス・レジーナ(Elis Regina 出生名:Elis Regina Carvalho Costa 1945年3月17日~1982年1月19日)はブラジル・リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ生まれの女性歌手。
LPは1965年のリリース、フィリップス(Philips)81121814番、12曲入り、フィリップス・レーベル移籍第1弾。
CDは制作がユニバーサル・インターナショナル、発売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、販売がビクター・エンタテインメント株式会社、フィリップス(Philips)による英語オリジナル・ライナーノーツ、歌詞、国安真奈さんによる歌詞対訳、ケペル木村氏による日本語解説、13曲目の1曲が追加され全13曲入り。
演奏は「リオ65トリオ」をバックに若手作曲家・編曲家を起用し溌剌としたエリス・レジーナ初期の歌唱。
アルバム・タイトルの「+1」は13曲目の「Arrastao」が追加されているため。
録音時の日本の1965年(昭和40年)というと第二次世界大戦・太平洋戦争終結から20年。
首相は佐藤榮作氏、初の国産旅客機YS-11が就航、小田実らが「ベトナムに平和を!市民・文化団体連合」(ベ平連)を結成、 日本テレビで深夜番組の「11PM」放送開始、ヒット曲は加山雄三「君といつまでも」、倍賞千恵子「さよならはダンスの後で」がヒットした。
当時のブラジルでは軍事独裁政権時代が始まる、窮乏化した国民の軍政への批判が強くなる。
1965年10月には反軍政派の社会民主党や労働党が圧勝すると軍政権は強硬路線に転換し戒厳令を敷くなど不安定な時期となる。
エリス・レジーナは、同世代のミュージシャンたちを迫害・追放した軍事政権を度々批判。
彼女の場合、人気があり投獄はされなかったものの圧力を受け、ショーでブラジル国歌を歌わされる事もあった。
ここから始まっていく音楽人生は、波乱に満ちたものになっていくが人気は衰(おとろ)えなかった。
1982年、コカイン中毒とアルコール中毒によって36歳で亡くなる。
そう思うと聴くとアルバムが輝きだす。
またブラジル音楽史に於いても貴重な音源といえる。
以下、演目の邦題を記した。
01.Reza(祈り)
02.Menino Das Laranjas(オレンジの少年)
03.Por Um Amor Maior(より大きな愛のために)
04.Joao Valentao(ジョアン・ヴァレンタォン)
05.Maria de Maranhao(マリア・ド・マラニャォン)
06.Resolucao(結論)
07.Sou Sem Paz(心やすらかならぬ僕)
08.Consolocao / Berimbau / Tem Do(コンソラサォン / ビリンバウ / テン・ドー)
09.Aleluia(アレルイア(ハレルヤ))
10.Eternidade(永遠)
11.Preciso Aprender A Per So(一人でいることに慣れなきゃいけない)
12.Ultimo CantoCanto(最後の歌)
13. Arrastao (Bonus Track)(アハスタォン)
(青木高見)





Elis Regina - Antonio Carlos Jobim / Elis And Tom (UICY-3507) Elis Regina - Antonio Carlos Jobim / Elis And Tom (UICY-3507)

「ジャズ/エリス・レジーナ」のリーダーアルバムとしています。  →
「ブラジル音楽/エリス・レジーナ」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/アントニオ・カルロス・ジョビン」でも同じ内容を掲載しています。  →
「ブラジル音楽/アントニオ・カルロス・ジョビン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 1974

Personnel :
Elis Regina (vo)
Antonio Carlos Jobim (vo)
Bill Hitchcock (cond, string-section) #01, #06, #08, #10, #12
César Camargo Mariano (p) #01-02, #05, (el-p) #03, #09, #11, #13, (arr)except #04
Hélio Delmiro (g) #01, #03, #09, (el-g) #02, #05, #11
Oscar Castro Neves (g) #01-03, #05, #09, #13
Hubert Laws (fl) #01, #05-06, #13
Jerome Richardson (fl) #01, #05-06, #13
Luizão Maia (b) #01-03, #05, #09, #11, #13
Paulo Braga (ds) #01-03, #05, #09, #11, #13
Chico Batera (per) #11

Song name :
01. Aguas de Marco
02. Pois E [So It Is]
03. So Tinha de Ser Com Voce [It Had to Be with You]
04. Modinha
05. Triste [Sad]
06. Corcovado
07. O Que Tinha de Ser
08. Retrato Em Branco e Prieto
09. Brigas, Nuncas Mais [Fights Never More]
10. Por Toda a Minha Vida
11. Fotografia [Photograph]
12. Soneto de Separacao
13. Chovendo Na Roseira
14. Inutil Paisagem

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : エリス・レジーナ(Elis Regina 出生名:Elis Regina Carvalho Costa 1945年3月17日~1982年1月19日)はブラジル・リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ生まれの女性歌手。
アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim 出生名:Antônio Carlos Brasileiro de Almeida Jobim ニックネーム:トム・ジョビン 1927年1月25日~1994年12月8日)はブラジル出身の作曲家、編曲家、ピアニスト、バンドリーダー。
LPは発売元が1974年の録音、発売元がフィリップス(Philips)6349 112番、14曲入り。
CDは発売元がユニバーサル・ミュージック株式会社、歌詞付き、英語ライナーノーツなし、ダイサク・ジョビン氏とオノ・セイゲン氏による日本語解説、いまのきくお氏による歌詞対訳、14曲入り。
メンバーはヴォーカルがエリス・レジーナ、アントニオ・カルロス・ジョビン、ギターがオスカー・カストロ・ネヴィス、フルートがヒューバート・ロウズとジェローム・リチャードソンほか。
逸話ではエリス・レジーナがアントニオ・カルロス・ジョビンの曲を彼と一緒に録音したかった希望が叶ったアルバム。
同時に当時フィリップス・レコードに所属していたエリス・レジーナの10周年記念の意味もある。
晩年の彼女の辛く悲しい人生を知ってから心に響く1枚になった。
(青木高見)




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