青木高見のジャズコレクション Charles McPherson (as) チャールズ・マクファーソン


寸評
チャールズ・マクファーソン (Charles McPherson 1939年7月24日~) はアメリカ合衆国ミズーリ州ジョプリン生まれのジャズ・アルト・サックス奏者。
生まれはミズーリ州ジョプリン、育ちはミシガン州デトロイト。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Charles McPherson / Bebop Revisited! Charles McPherson / Bebop Revisited!

Recorded : November 20, 1964

Personnel :
Charles McPherson (as)
Barry Harris (p)
Carmell Jones (tp)
Nelson Boyd (b)
Albert Heath (ds)

Song name :
01. Hot House
02. Nostalgia
03. Variations on a Blues by Bird
04. Wail
05. Embraceable You
06. Si Si
07. If I Loved You [Bonus track on CD reissue]

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メインコメント : チャールズ・マクファーソン (Charles McPherson 1939年7月24日~) はアメリカ合衆国ミズーリ州ジョプリン生まれのジャズ・アルト・サックス奏者。
アルバムはチャールズ・マクファーソン、1964年11月20日の録音。
共演者は、ピアノがバリー・ハリス、トランペットがカーメル・ジョーンズ、ベースがネルソン・ボイド、ドラムがアルバート・ヒース。
何と言っても、1964年という録音時期に注目したい。
この時期は、ジャズの場合、ビ・バップから派生したハード・バップは、すでに終焉を迎え、モードも定着し、更に新たなジャズが台頭しようとしている。
多くのジャズ・ミュージシャンは、ロックやソウルの台頭を横目に、新たなジャズを暗中模索していた。
例を挙げれば。
マイルス・ディヴィス 「Miles Davis / E.S.P. 1965年1月20日録音」。
ジョン・コルトレーン 「John Coltrane / A Love Supreme 1964年12月9日録音」。
ハービー・ハンコックは翌年に 「Herbie Hancock / Maiden Voyage 1965年3月17日録音」。
フレディ・ハバードは 「Freddie Hubbard / Breaking Point 1964年5月7日録音」 など。
ほんの一例だが、ハード・バップのカケラもない、まったく新しいジャズに変貌している。
その時に、その時にである、チャーリー・バーカーやバド・パウエル、はてはタッド・ダメロン、ファッツ・ナバロの曲を引っ張り出し、演奏した男こそが、このチャールズ・マクファーソンだ。
以下、演目の作曲家を明記した。
01. Hot House (Tadd Dameron)
02. Nostalgia (Fats Navarro)
03. Variations on a Blues by Bird (Charlie Parker)
04. Wail (Bud Powell)
05. Embraceable You (George Gershwin, Ira Gershwin)
06. Si Si (Parker)
07. If I Loved You (Oscar Hammerstein II, Richard Rodgers)
そのため、世間からは 「遅咲きのチャールズ・マクファーソン」 と言われてしまう。
しかし、自覚してか、アルバム・タイトルは堂々と 「Bebop Revisited!」。
ここに男を感じた。
それもチャールズ・マクファーソンが師と仰ぐ、ビ・バップの伝道者バリー・ハリスが参加してくれた。
聴いている分には、いつの録音か知らなければ、それは極上のビ・バップ一色。
という訳で、良い悪いではない、色々な経緯があっていいのだ。 何でもOK、OK、OK牧場! アメリカのジャズの裾野の広さを実感。
ちなみに、トランペットのカーメル・ジョーンズはホレス・シルヴァーの 「Horace Silver / Song For My Father 1963年録音」 やカーティス・エイミー(アーミー)に参加している。
(青木高見)




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