青木高見のジャズコレクション Philip Catherine (g) フィリップ・カテリーン

略歴
Philip Catherine フィリップ・カテリーン(Philip Catherine 1942年10月27日)はロンドン生まれのベルギー人、ジャズ・ギタリスト。
ベルギー人の父と英国人の母の間に生まれた。
祖父はロンドン交響楽団でヴァイオリンを弾いていた。
フィリップ・カテリーン本人は10代に独学でギターを始めたとうから驚き。
17歳頃、プロ・デビュー、その後渡米しバークリー音楽院に入学。
卒業後はコンスタントにアルバムをリリース。
現在は「70年代のジャンゴ」の異名を持つほどまでになった。
幼少の頃、ジャンゴ・ラインハルトと同じ屋根の下に住んだと油井正一先生のライナーに記述がある。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Philip Catherine / Plays Cole Porter (CHR70166)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Philip Catherine / Plays Cole Porter (CHR70166) Philip Catherine / Plays Cole Porter (CHR70166)

「ジャズ/フィリップ・カテリーン」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/コール・ポーター」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : June 13-14, 2010

Personnel :
Philip Catherine (g)
Cole Porter (comp, lyrics, cond)
Karel Boehlee (p)
Philippe Aerts (b)
Martijn Vink (ds)

Song name :
01. I Concentrate On You
02. So In Love
03. Why Can't You Behave
04. Dream Dancing
05. From This Moment On
06. Get Out Of Town
07. Let's Do It, Let's Fall In Love
08. You Do Something To Me
09. In The Still Of The Night
10. It's De-Lovely
11. Ev'rytime We Say Goodbye = Everytime We Say Goodbye

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メインコメント : フィリップ・カテリーン(Philip Catherine 1942年10月27日)はロンドン生まれのベルギー人、ジャズ・ギタリスト。
コール・ポーター(Cole Porter 出生名:Cole Albert Porter 1891年6月9日~1964年10月15日)はアメリカ合衆国インディアナ州生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家、作詞家。
CDは2010年6月13日・14日の録音、発売元がチャレンジ・レコード(Challenge records)、輸入盤、ハイン・ヴァン・デ・ゲイン(Hein Van De Geyn)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、11曲入り、作曲家コール・ポーター集。
メンバーはギターがフィリップ・カテリーン、ピアノがカエル・ボエリー、ベースがフィリップ・アーツ、ドラムがマタイン・ヴィンク。
フィリップ・カテリーンは、この時点で既にアルバムを既に30枚程リリースしており当アルバムは後期の作品に当たる。
コール・ポーターの作品を演奏した「ソング・ブック」の中でも優れた演奏といえる。
職人気質のトリオをバックに誇張せず原曲の歌心を巧みに表現。
フィリップ・カテリーンは、ベルギー人の父と、英国人の母の間に生まれた。
祖父はロンドン交響楽団でヴァイオリンを弾いていた。
本人は10代に独学でギターを始めたと言うから驚かされる。
17歳頃プロ・デビュー、その後渡米しバークリー音楽院で学ぶ。
アメリカの黒人ジャズ・ギタリストの様なアクがない、欧州の気品に満ちた純粋なジャンゴ・ラインハルト系を踏襲するギタリスト。
話は飛ぶが、ライナーノーツを書いているハイン・ヴァン・デ・ゲイン(Hein Van De Geyn)氏は、当アルバムのレーベル「チャレンジ・レコード(Challenge records)」を設立したひとり。
(青木高見)




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