青木高見のジャズコレクション The Gadd Gang (band) ザ・ガッド・ギャング


略歴
The Gadd Gang ザ・ガッド・ギャング (The Gadd Gang 1950年6月10日~) は 「スタッフ」 のメンバーだったドラムのスティーブ・ガッド、キーボードのリチャード・ティー、ギターのコーネル・デュプリー、エディ・ゴメスからなる4人編成のフュージョン・バンド。
バンド名の 「ガッド」 は、リーダーのスティーブ・ガッドからとった。
途中、バリトン・サックスの、ロニー・キューバーが加入し5人編成となる。
音は、スタッフのメロウさが薄められ、リーダーであるドラムのスティーブ・ガッドが前面に出てファンク色が強くなる。
またスッタフのギターだったエリック・ゲイルからコーネル・デュプリー、ベースのゴードン・エドワーズからエディ・ゴメスにメンバーチェンジ。
スティーブ・ガッド自らがリーダーになり、やりたかった事が音になる。
(青木高見)

【INDEX (リーダー・アルバム)】
The Gadd / Gang Here And Now (CK44327)

【以下コンテンツ】


The Gadd / Gang Here And Now (CK44327) The Gadd / Gang Here And Now (CK44327)

Recorded : 1988

Personnel :
Steve Gadd (ds, per, leader)
Richard Tee (p, rhodes ei-p, hammond B-3, DX-7)
Cornell Dupree (g)
Ronnie Cuber (bs)
Eddie Gomez (b)
[ Support ]
Alan Rubin (horns)
Jon Faddis (trumpet)
Dave Bergeron (tb)
George Young (ts)
Lou Marini (ts)

Song name :
01. I Can't Turn You Loose
02. My Girl / Them Changes
03. Soul Serenade
04. A Whiter Shade Of Pale
05. Tippin'
06. Things Ain't What They Used To Be
07. Che Ore So'
08. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours
09. America The Beautiful

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メインコメント :  ザ・ガッド・ギャング (The Gadd Gang 1950年6月10日~) は 「スタッフ」 のメンバーだったドラムのスティーブ・ガッド、キーボードのリチャード・ティー、ギターのコーネル・デュプリー、ベースのエディ・ゴメスからなる4人編成のフュージョン・バンド、途中からバリトン・サックスのロニー・キューバーが加わった5人編成のR&B、フュージョン・バンド。
アルバムはザ・ガッド・ギャング、1988年の録音、CDはコロムビアの音源、CBS/SONYからのリリース、伊藤潔氏による英語解説、9曲入り。
演奏は、スタッフの延長線上にありながら、スタッフになかった音。
具体的にはスタッフのメンバーだったベースのゴードン・エドワーズ、ギターのエリック・ゲイル、ドラムのクリストファー・パーカーがいなくなった形式。
つまりスティーブ・ガッドがヤリたかった事が実現した。
音楽業界ではこの様な事は日常茶飯事、リスナーとしてはメンバーの刷新で新たな音に生まれるので単純に嬉しい。
アルバム・ジャケットは刷新したメンバーの顔写真。
左から、コーネル・デュプリー、リチャード・ティー、スティーブ・ガッド、エディ・ゴメス、ロニー・キューバー。
(青木高見)




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