青木高見のジャズコレクション Tina Brooks (ts) ティナ・ブルックス


略歴
Tina Brooks ティナ・ブルックス(Tina Brooks 出生名:Harold Floyd Brooks 1932年7月7日~1974年8月13日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ファイエットヴィル生まれのジャズ・テナー・サックス奏者。
双子で弟はハリー。
兄弟は8人兄弟、小柄で痩せていたので渾名が「ティナ」が付いてしまった。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Tina Brooks / True Blue (TOCJ-4041) Tina Brooks / Back To The Tracks (TOCJ-4052)

【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Tina Brooks / True Blue (TOCJ-4041) Tina Brooks / True Blue (TOCJ-4041)

Recorded : June 25, 1960

Personnel :
Tina Brooks (ts)
Duke Jordan (p)
Freddie Hubbard (tp)
Sam Jones (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Good old soul
02. Up Tight's creek
03. Theme for Doris
04. True blue
05. Miss Hazel
06. Nothing ever changes my love for you

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ティナ・ブルックス(Tina Brooks 出生名:Harold Floyd Brooks 1932年7月7日~1974年8月13日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ファイエットヴィル生まれのジャズ・テナー・サックス奏者。
LPは1960年6月25日の録音、発売元がブルーノート(Blue Note)4041番、6曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、アイラ・ギトラー(Ira Gitler)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、林田ひめじさんによるライナーノーツの一部和訳、上田篤氏による日本語解説、6曲入り。
メンバーはテナーサックスがティナ・ブルックス、ピアノがデューク・ジョーダン、トランペットがフレディー・ハバード、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがアート(アーサー)・テイラー。
静寂なピアノのデューク・ジョーダン、トランペットのフレディ・ハバードと息の合ったティナ・ブルックス。
ジャズ喫茶時代、LPは幻の名盤だった、CDの普及で誰でもが気軽に安価で聴けるようになった1枚。
不思議なもので、気軽に聴けるようになると好奇心が下がってしまう。
隠匿性とはそんなもので人気が低ければ低いほど欲しくなる。
話は飛ぶがブルーノートの社主アルフレッド・ライオンが新人発掘に異常なほど精を出していた事は有名な話。
その、お眼鏡(めがね)に叶い、数枚でもブルーノートからアルバムがリリースできた事は実にラッキー。
(青木高見)





Tina Brooks / Back To The Tracks (TOCJ-4052) Tina Brooks / Back To The Tracks (TOCJ-4052)

Recorded :
#02 Rec:September 1, 1960
#01, #03-05 Rec:October 20, 1960

Release : June 22, 1990

Personnel :
Tina Brooks (ts)
Kenny Drew (p)
Blue Mitchell (tp)
Jackie McLean (as)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Song name :
01. Back To The Tracks
02. Street Singer
03. The Blues And I
04. For Heaven's Sake
05. The Ruby And The Pearl

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ティナ・ブルックス(Tina Brooks 出生名:Harold Floyd Brooks 1932年7月7日~1974年8月13日)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ファイエットヴィル生まれのジャズ・テナー・サックス奏者。
LPは2曲目が1960年9月1日、1,3~5曲目が1960年10月20日の録音、1990年6月22日のリリース、発売元がブルーノート(Blue Note)4052番、5曲入り、4052番が決まっていたが長い間リリースされなかった、理由は不明。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、赤塚四朗氏によるライナーノーツの一部和訳、原田和典氏による日本語解説、5曲入り。
メンバーはテナーサックスがティナ・ブルックス、ピアノがケニー・ドリュー、トランペットがブルー・ミッチェル、アルトサックスがジャッキー・マクリーン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがアート・テイラー。
ジャズやブルースには運に恵まれず、影に隠れた名手が沢山いる、このティナ・ブルックスもしかり。
演奏を聴いて、どうしてこれがオクラ入りになったのか不思議になる。
小柄で内気で何となく控えめで、まったく誇張性のないテナーサックス。
ソニー・ロリンズやウェイン・ショーターのような強引さがない所が、この人の持ち味。
話は飛ぶがブルーノートのLP番号。
4051番がジャッキー・マクリーンの「ジャッキーズ・バッグ」。
4052番がティナ・ブルックスの当アルバム。
4053番がルー・ドナルドソンの「ライト・フット」。
と名盤が並ぶ。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲