青木高見のジャズコレクション Paul Bley (p) ポール・ブレイ


略歴
Paul Bley ポール・ブレイ (Paul Bley 1932年11月10日~) は、カナダ・モントリオール生まれのフリー・ジャズ・ピアニスト、音楽家。
1957年 フリー・ジャズ・ピアニストのカーラ・ブレイと結婚するもすぐに離婚。
その後、カーラ・ブレイはゲイリー・ピーコックと結婚。
ところが、ゲイリー・ピーコックの妻であるアーネット・ピーコックは何と、この人ポール・ブレイと結婚した。
ジャズ界の三角関係、夫婦交換劇。
ミュージシャンって、演奏している姿を見ると惚れちゃうんだろうねぇ。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Paul Bley / Closer (ESP-1021) Paul Blay / Open to love (ECM 1023)

【以下コンテンツ】


Paul Bley / Closer (ESP-1021) Paul Bley / Closer (ESP-1021)

Recorded : december 12, 1965

Personnel :
Paul Bley (p)
Steve Swallow (b)
Barry Altschul (ds)

Song name :
01. Ida Lupino
02. Start
03. Closer
04. Sideways In Mexico
05. Batterie
06. And Now the Queen
07. Figfoot
08. Crossroads
09. Violin
10. Cartoon

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ポール・ブレイ (Paul Bley 1932年11月10日~) は、カナダ・モントリオール生まれのフリー・ジャズ・ピアニスト、音楽家。
アルバムはポール・ブレイ、1965年の録音、ESPレーベルからのリリース。
共演者は、ベースがスティーブ・スワロー、ドラムがバリー・アルツシュール。
演奏は、叙情性豊かに秩序と混沌の交錯。
個人的に、このアルバムを聴く時は生活が変化した時に聴く。
変化に対応しようとする自分に 「閃(ひらめ)き」 を与えてくれる。
(青木高見)





Paul Blay / Open to love (ECM 1023) Paul Blay / Open to love (ECM 1023)

Recorded : september 11, 1972

Personnel : Paul Bley (p)

Song name :
01. Closer
02. Ida Lupino
03. Started
04. Open, To Love
05. Harlem
06. Seven
07. Nothing Ever Was, Anyway

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ポール・ブレイ (Paul Bley 1932年11月10日~) は、カナダ・モントリオール生まれのフリー・ジャズ・ピアニスト、音楽家。
アルバムはポール・ブレイ、1972年9月11日の録音、ECMレーベルからのリリース。
ジャズの用語によく出てくる 「リリシズム」。
一般的は 「抒情性(じょじょうせい)」 と訳される。
もうひとつの意味は、自分の感情を述べ表わすという事もある。
よくビル・エヴァンスがリリシズムの代表とされるが、ポール・ブレイのリリシズムは少々異なる。
本来、リリシズムとはビル・エヴァンスの音ではなく広義ではジャズ自体がリリシズムと捉えている。
ポール・ブレイは、キース・ジャレットに多大な影響を与えたいう文献があった。
アルバムからは硬く澄み切った美しいピアノに、それを感じる。
難解なメロディーの中に、一瞬訪れる甘美さや艶。
話は飛ぶが、1957年、ポール・ブレイは、同じくフリー・ジャズ・ピアニストのカーラ・ブレイと結婚するもすぐに離婚した。
その後、カーラ・ブレイはゲイリー・ピーコックと結婚した。
ところが、ゲイリー・ピーコックの妻であるアーネット・ピーコックは何とポール・ブレイと結婚した。
ジャズ界の夫婦交換劇。
個人的に、このアルバムを聴くとエロチズムを感じてしまうのは自分だけだろうか。
(青木高見)




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