青木高見のジャズコレクション Benny Goodman (cond, arr, cl) ベニー・グッドマン


略歴
Benny Goodman ベニー・グッドマン(Benny Goodman 出生名:Benjamin David Goodman 1909年5月30日~1986年6月13日)はアメリカ合衆国シカゴ生まれのクラリネット奏者、バンドリーダー。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Benny Goodman / Carnegie Hall Jazz Concert (SRCS 7059~60)

【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Benny Goodman / Carnegie Hall Jazz Concert (SRCS 7059~60) Benny Goodman / Carnegie Hall Jazz Concert (SRCS 7059~60)

Recorded : January 16, 1938

Personnel :
Benny Goodman (cond, arr, cl)
Count Basie (p)
Teddy Wilson (p)
Freddie Green (g)
Lionel Hampton (vib)
Cootie Williams (tp)
Buck Clayton (tp)
Harry James (tp)
Bobby Hackett (cornet)
Johnny Hodges (ss, as)
Lester Young (ts)
Harry Carney (bs)
Vernon Brown (tb)
Walter Page (b)
Gene Krupa (ds)
Martha Tilton (vo)

Song name :
Disk 1
01. Don't Be That Way
02. One O'Clock Jump
03. Dexieland One Step (Sensation Rag)
04. I'm Comming Virginia
05. When My Baby Smiles At M
06. Shine
07. Blue Reverie
08. Life Goes To A Party
09. Honeysuckle Rose
10. Body And Soul
11. Avalon
12. (The) Man I Love

Disk 2
01. I Got Rhythm
02. Blue Skies
03. Loch Lomond
04. Blue Room
05. Swingtime In The Rockies
06. Bei Mir Bist Du Schon
07. China Boy
08. Stompin' At The Savoy
09. Dizzy Spells
10. Sing Sing Sing (With A Swing)
11. John's Special

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メインコメント : ベニー・グッドマン(Benny Goodman 出生名:Benjamin David Goodman 1909年5月30日~1986年6月13日)はアメリカ合衆国シカゴ生まれのクラリネット奏者、バンドリーダー。
CDは1938年の録音、発売元が株式会社ソニー・エンタテインメント・ジャパン、英語ライナーノーツなし、油井正一氏による日本語解説、CD2枚組、全23曲入り、カーネギー・ホールで最初のジャズ・コンサート・ライブ。
メンバーは指揮、編曲、クラリネットがベニー・グッドマン、ピアノがカウント・ベイシー、テディ・ウィルソン、ギターがフレディ・グリーン、ヴィブラフォンがライオネル・ハンプトン、トランペットがクーティ・ウィリアムス、バック・クレイトン、ハリー・ジェイムス、ボビー・ハケット、アルトサックスがジョニー・ホッジス、テナーサックスがレスター・ヤング、バリトンサックスがハリー・カーネイ、トロンボーンがヴァーノン・ブラウン、ベースがウォルター・ペイジ、ドラムがジーン・クルーパ、ヴォーカルがマーサ・ティルトンほか。
目をみはるリーダー級のメンバーで構成されるビックバンド。
ベニー・グッドマンこのライブで「スイングの王様」の名声を得た。
注目は白人のベニー・グッドマンが人種差別をせず、黒人のテディ・ウィルソン、ライオネル・ハンプトンほか大勢、積極的に雇った事。
この事は当時、考えられない事で人権問題の意味から高い評価を得た。
映画「ベニー・グッドマン物語」を観るとわかるが、幼少期、貧しいロシア系ユダヤ移民の家庭に育ったベニー・グッドマン。
この事が、人は皆平等という精神を育んだのかもしれない。
録音の年、1938年(昭和13年)日本では、昭和11年の二・二六事件、昭和12年に盧溝橋事件と日中戦争開戦。
翌年の昭和14年に第二次世界大戦が始まろうとしている不穏な時期となる。
この時アメリカでは、かくも華麗なジャズが演奏がされていた事に驚かされる。
余談だが、カーネギー・ホールの舞台に立った日本人というとアイ・ジョージと朱里エイコ。
また1964年2月、初のアメリカ公演を行ったビートルズはファンがステージの後ろまで客席を設けた、この件に関しジョン・レノンが後に不満を漏らした事が話題になった。
(青木高見)




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