Gerald Wiggins (p, org) ジェラルド・ウィッジンズ = ジェリー・ウィジンス
略歴
ジェラルド・ウィッジンズ = ジェリー・ウィジンス (Gerald Wiggins 1922年5月12日~2008年7月13日) はアメリカ合衆国ニューヨーク市生まれのジャズ・ピアニスト、オルガニスト。
ハード・バップのバリバリというよりは、エンターテインメント色が強い。
映画の題材などをジャズで表現するのがユニーク。
名前の読み方で、ジェラルドなのでジェリー。
ウィッジンズもウィジンス、ウィギンズなど圏によって違う、それをカタカナで表すため色々呼ばれる。
1942年にルイ・アームストロング楽団、1959年にはハリー・ジェームス楽団に在籍していた。
その他ダイナ・ワシントン、リナ・ホーンなど多くの歌伴を勤める。
マリリン・モンローなどのハリウッド・スターの歌唱指導も行った。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
---------------- Gerald Wiggins Four Classic Albums (AMSC 1191) ----------------制作中
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Gerald Wiggins / Around The World In 80 Days (PCD-2702)
Recorded : June 12, 1957
Personnel :
Gerald Wiggins (p)
Eugene Wright (b)
Bill Douglass (ds)
Song name :
01. Around The World Pt.1
02. Aouda
03. Passepartout
04. Around The World Pt.2
05. La Coquette
06. Around The World (Beguine)
07. The Royal Barge
08. Way Out West
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メインコメント : ジェラルド・ウィッジンズ = ジェリー・ウィジンス (Gerald Wiggins 1922年5月12日~2008年7月13日) はアメリカ合衆国ニューヨーク市生まれのジャズ・ピアニスト。
LPは1957年6月12日の録音、ロンドン・レコード(London Records)LTZ-U 15109番、8曲入り、映画「80日間世界一周」を題材にしたジャズ・ピアノ・トリオ。
CDは発売元が株式会社ブルース・インターアクションズ(P-Vine Records)、ジョン・タイナン(John Tynan)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
メンバーはピアノがジェラルド・ウィッジンズ、ベースがユージーン(ジーン)・ライト、ドラムがビル・ダグラス。
ジェラルド・ウィッジンズの経歴。
1942年、ルイ・アームストロング楽団に在籍。
1959年、ハリー・ジェームス楽団に在籍。
その他ダイナ・ワシントン、リナ・ホーンなど数多くの歌伴を勤める。
マリリン・モンローなどのハリウッド・スターの歌唱指導も行った。
優雅でエレガントさが特徴。
「80日間世界一周(Around the World in 80 Days)」は1956年のアメリカ・アドベンチャー映画。
この素材をテーマにしたのがユニーク。
このサウンド・トラック盤も合わせて聴くと、より深まる。
映画のあらすじは、1872年、主人公のフォッグ氏が20,000ポンドの賭けに勝利するため、気球・鉄道・蒸気船などを利用して80日間での世界一周を目指すというもの。
有名俳優が箇所箇所でちょっとだけ、それも多数登場する。
たとえば酒場のピアニストはフランク・シナトラであったりとか。
ちなみにテーマ曲「Around the World」はビクター・ヤングの作曲。
曲名は知らなくても話は古くなるが「兼高かおる・世界の旅(1959年12月13日から1990年9月30日TBS系列)」毎週日曜日の朝に放映された番組、そのBGMに使用された。
(青木高見)
Gerald Wiggins / The King And I (DIW-348)
Recorded : 1958
Personnel :
Gerald Wiggins (p)
Eugene Wright (b)
Bill Douglass (ds)
Song name :
01. March Of The Siamese Children
02. Shall We Dance?
03. Something Wonderful
04. Getting To Know You
05. I Whistle a Happy Tune
06. We Kiss In a Shadow
07. I Have Dreamed
08. Hello, Young Lovers
09. March Of The Siamese Children (reprise)
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メインコメント : ジェラルド・ウィッジンズ = ジェリー・ウィジンス (Gerald Wiggins 1922年5月12日~2008年7月13日) はアメリカ合衆国ニューヨーク市生まれのジャズ・ピアニスト。
LPは1958年の録音、チャレンジ(Challenge)CHL-604番、9曲入り、ミュージカルの「The King And I (王様と私)」を題材にしたジャズ・トリオ。
CDは発売元がDIW、J.T.氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、寺島靖国氏による日本語解説、9曲入り。
メンバーはピアノがジェラルド・ウィッジンズ、ベースがユージーン(ジーン)・ライト、ドラムがビル・ダグラス。
アルバム「80日間世界一周」と同じメンバー。
映画の話になるが「The King And I (王様と私) は、マーガレット・ランドンが1944年に発表した小説「Anna and the King of Siam (アンナとシャム王)」が原作。
1951年に初演されたミュージカル作品、1956年に製作されたアメリカ映画、王様に扮したユル・ブリンナーが有名。
ジェラルド・ウィッジンズは1942年にルイ・アームストロング楽団、1959年にはハリー・ジェームス楽団に在籍していた。
その他ダイナ・ワシントン、リナ・ホーンなど多くの歌伴を勤める。
マリリン・モンローなどのハリウッド・スターの歌唱指導も行った。
ジェラルド・ウィギンスのゴージャズでエレガントなピアノを聴く事ができる。
(青木高見)
Jerry Wiggins And Harold Land / Wiggin' Out
Recorded : 1960
Personnel :
Jerry Wiggins (org)
Harold Land (ts)
Jackie Mills (ds)
Song name :
01. Wiggin' Out
02. Teach Me Tonight
03. Night In Tunisia
04. Well Dove
05. Don't Get Around Much Anymore
06. Without A Song
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジェラルド・ウィッジンズ = ジェリー・ウィジンス (Gerald Wiggins 1922年5月12日~2008年7月13日) はアメリカ合衆国ニューヨーク市生まれのジャズ・ピアニスト、オルガニスト。
アルバムはジェラルド・ウィッジンズ = ジェリー・ウィジンス、1960年の録音、ハイファイ・レーベルからのリリース。
共演者は、テナーサックスがハロルド・ランド、ドラムがジャッキー・ミルズ。
いつもはピアノだが、ここではオルガンを弾いている。
演奏は、肝心なオルガン、右手だけは何とか聴けるが、左手、そしてベースの足に至っては趣味の域を出ない。
最後まで聴くのがやっとで、正直ガッカリさせられた。
ピアノは抜群のセンスを持っている人なので実に惜しい。
唯一の救いは、テナーサックスのハロルド・ランドで抜群にいい。
ただ、個人的に、アルバム全体で聴くので、何とも苦しい。
話は飛ぶが、ドラムのジャッキー・ミルズは、あまり名を聞かないドラマーだが、ライオネル・ハンプトンの名盤スターダスト 「Lionel Hampton / Stardust」 に参加している。
(青木高見)