青木高見のジャズコレクション Laurindo Almeida (g) ローリンド・アルメイダ


略歴
Laurindo Almeida ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
スタン・ケントン楽団に迎えられ本格的な音楽活動を開始。
哀愁が漂う気品あるテクニックはブラジルが生んだ至宝のギタリスト。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Laurindo Almeida / The Look Of Love (TOCJ-50103) Laurindo Almeida and Bud Shank / Brazilliance Vol.1 (CDP 7 96339 2) Laurindo Almeida and Charlie Byrd / Brazilian Soul (292E 2057)

【INDEX (ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) 】
ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) / The L.A.4 (CCD-4016) ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) / Pavane Pour Une Infante Defunte (PHCE-4118)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
Stan Getz and Laurindo Almeida / Stan Getz and Laurindo Almeida (POCJ-2101) Joanie Sommers / Softly, The Brazilian Sound (WPCP-4372)

【以下コンテンツ】


Laurindo Almeida / The Look Of Love (TOCJ-50103) Laurindo Almeida / The Look Of Love (TOCJ-50103)

Release : 1968

Personnel :
Laurindo Almeida (g)
Clare Fischer (arr) #03, #09, #10
Dick Grove (arr) #04
Lex De Azevedo (arr) #01-02, #05-08, #11

Song name :
01. Windy
02. Angel Eyes
03. I Love You
04. Up, Up And Away
05. Don't Sleep In The Subway
06. The Look Of Love
07. When I Look In Your Eyes
08. Alfie
09. A Beautiful Friendship
10. Simplicidade
11. My Own True Love

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メインコメント : ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
LPは1968年のリリース、キャピトル・レコード(Capitol Records)ST2866番、11曲入り。
CDは発売元が株式会社EMIミュージック・ジャパン、英語オリジナル・ライナーノーツ、熊谷美広氏による日本語解説、11曲入り。
メンバーは、ギターがローリンド・アルメイダ、編曲がクレア・フィッシャーほか、オーケストラ。
演目はポップスとスタンダード。
演奏はジャズというよりはブラジリアン・ギターが奏でるイージー・リスニング風。
1曲目の 「Windy」 はウェス・モンゴメリーの 「A Day In The Life」 でも有名になった曲。
あえて同じ演目を持ってきたのは自信の表れか、双方に個性があって甲乙は付けられない。
余談だがアルバム・ジャケットの金髪女性の目力は強烈な印象。
(青木高見)





Laurindo Almeida and Bud Shank / Brazilliance Vol.1 (CDP 7 96339 2) Laurindo Almeida and Bud Shank / Brazilliance Vol.1 (CDP 7 96339 2)

「ジャズ/ローリンド・アルメイダ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/バド・シャンク」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 1953

Personnel :
Laurindo Almeida (g)
Bud Shank (as, fl)
Harry Babasin (b)
Roy Harte (ds)

Song name :
01. Atabaque
02. Amor Flamengo
03. Stairway To The Stars
04. Acertate Mas
05. Terra Seca
06. Speak Low
07. Speak Low [Alternate Take]
08. Inquietacao
09. Baa-Too-Kee
10. Carinoso
11. Tocata
12. Hazardous
13. Nono
14. Noctambulism
15. Blue Baiao

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
バド・シャンク (Bud Shank 本名:Clifford Everett "Bud" Shank, Jr. 1926年5月27日~2009年4月2日) はアメリカ合衆国オハイオ州デイトン生まれのウエストコースト系ジャズの白人アルトサックス、フルート奏者。
LPは1953年の録音、パシフィック・ジャズ(Pacific Jazz)PJ-1204番、14曲入り。
CDはワールド・パシフィック・レーベルからのリリース、輸入盤、ピート・ウェルディング(Pete Welding)氏による英語ライナーノーツ、14曲入り。
メンバーは、ギターがローリンド・アルメイダ、アルトサックスがバド・シャンク、ベースがハリー・ババシン、ドラムがロイ・ハート。
アコースティック・ギターに洗練されたシルクのようなアルトサックス。
もし、ベースがレイ・ブラウンで、ドラムがシェリー・マンだったら、70~80年に結成された 「L.A.Four」 になる。
「L.A.Four」 の原型が、ここにある事がわかる。
また 「L.A.Four」 は、この2人がカラーが軸になっている事を確認できる。
(青木高見)





Laurindo Almeida and Charlie Byrd / Brazilian Soul (292E 2057) Laurindo Almeida and Charlie Byrd / Brazilian Soul (292E 2057)

「ジャズ/ローリンド・アルメイダ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/チャーリー・バード」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : December 1980

Personnel :
Laurindo Almeida (g)
Charlie Byrd (g)
Bob Magnusson (b)
Milt Holland (per)

Song name :
01. Carioca
02. Naquele Tempo
03. Cochicahndo
04. Luperce
05. Famoso
06. ChoroII
07. Brazilian Soul
08. Stone Flower
09. For Feff
10. Don't Cry For Me Angentina (From "Evita")

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
チャーリー・バード (Charlie Byrd 出生名:Charlie Lee Byrd 1925年9月16日~1999年12月2日) はアメリカ合衆国バージニア州サフォーク生まれのギタリスト、作曲家。
LPは1980年12月の録音、コンコード・ジャズ・ピカンテ(Concord Jazz Picante)CJP-150番、10曲入り、2大巨匠のナイロン弦ギターによる共演。
CDは発売元がキングレコード、輸入盤、英語ライナーノーツなし、佐藤由美さんによる日本語解説、10曲入り。
メンバーは、ギターがローリンド・アルメイダ、チャーリー・バード、ベースがボブ・マグヌッセン、パーカッションがミルト・ホランド。
演目はブラジル・サンバより古い起源をもつ 「ショーロ」 というインストゥルメンタル、異国情緒漂う癒しのギター。
(青木高見)





Stan Getz and Laurindo Almeida / Stan Getz and Laurindo Almeida (POCJ-2101) Stan Getz and Laurindo Almeida / Stan Getz and Laurindo Almeida (POCJ-2101)

アルバムは 「スタン・ゲッツ」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ローリンド・アルメイダ」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Song number, Recorded :
#02, #05-07 Rec:March 21, 1963
#01, #03-04 Rec:March 22, 1963

Personnel :
Stan Getz (ts)
Laurindo Almeida (g)
George Duvivier (b)
Dave Bailey (ds)
Edison Machado (ds)
Jose Soorez (ds)
Luis Parga (per)
Jose Paulo (per)

Song name :
01. Menina Moca [Young Lady]
02. Once Again [Outra Vez]
03. Winter Moon
04. Do What You Do, Do
05. Samba da Sahra [Sahra's Samba]
06. Maracatu-Too
07. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)

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メインコメント : スタン・ゲッツ (Stan Getz 1927年2月2日~1991年6月6日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのサックス奏者。
ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
アルバムはスタン・ゲッツとローリンド・アルメイダ、1963年3月21日・22日の録音、ウェブスター・ホールでのライブ。
LPはヴァーヴ・レコードV-8665番、6曲入り。
CDは発売元がポリドール株式会社、ジェームス・T・マーハー(James T. Maher)と思われる英語ライナーノーツ、山口弘滋氏による日本語解説、CD化に伴い7曲目の 「Corcovado」 が追加され、全7曲入り。
メンバーは、テナーサックスがスタン・ゲッツ、ギターがローリンド・アルメイダ、ベースがジョージ・デュヴィヴィエ、ドラムがデイヴ・ベイリー、エジソン・マチャド、ホセ・スアリス、ラテンリズムがルイス・バルガ、ホセ・パウロ。
演奏の一部にピアノが入っているが誰が弾いているかは不明。
スタン・ゲッツとローリンド・アルメイダの歳の差は、ローリンド・アルメイダの方が10歳上。
メイン・ストリーム・ジャズと並行してブラジリアン・サウンドの融合を試み、それを成功に導いたスタン・ゲッツとローリンド・アルメイダの手腕が光る。
(青木高見)





Joanie Sommers / Softly, The Brazilian Sound (WPCP-4372) Joanie Sommers / Softly, The Brazilian Sound (WPCP-4372)

「ジャズ/ジョニー・ソマーズ」 のリーダーアルバムしています。  →
「ジャズ/ローリンド・アルメイダ」 で同じ内容を掲載しています。  →

Released : 1964

Personnel :
Joanie Sommers (vo)
Laurindo Almeida (arr, cond)

Song name :
01. Meditaion
02. Dear Heart
03. Watching The World Go By
04. Quiet Nights
05. Once
06. Softly, As I Leave You
07. I Could Have Danced All Night
08. I'll Remember April
09. You Can't Go Home Again
10. Carnival
11. Old Guitaron
12. That's All

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョニー・ソマーズ (Joanie Sommers 本名:Joan Drost 1941年2月24日~) はアメリカ合衆国ニューヨーク・バッファロー生まれの歌手、女優。
ローリンド・アルメイダ (Laurindo Almeida 1917年9月2日~1995年7月26日) はブラジル・サンパウロ生まれのギタリスト。
LPは1964年のリリース、ワーナーブラザース・レコード(Warner Bros. Records)WS1575番、12曲入り。
CDは発売元がワーナー・ミュージック・ジャパン、レナード・フェザー(Leonard Feather)氏による英語ライナーノーツ、沼崎敦子さんによるライナーノーツ和訳、青木啓氏による日本語解説、英語歌詞、住友伸子さんによる歌詞対訳、12曲入り。
メンバーは、ヴォーカルがジョニー・ソマーズ、編曲と指揮がローリンド・アルメイダ、オーケストラ。
何を歌ってもチャーミングなジョニー・ソマーズ、ここではジャズ色を薄めにしたイージー・リスニング調ブラジル・サウンド。
音が鳴った瞬間からカジュアルで柔らかな空気に変わる。
(青木高見)



【ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit)】


ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) / The L.A.4 (CCD-4016) ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) / The L.A.4 (CCD-4016)

「ジャズ/ザ・エル・エー・フォー(The L.A.4)」 のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ローリンド・アルメイダ」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/バド・シャンク」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/レイ・ブラウン」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/シェリー・マン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 1976

Personnel :
[ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit)]
Laurindo Almeida (g)
Bud Shank (as, fl)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Dindi
02. Rainbows
03. Rondo Espressivo
04. Manteca
05. St. Thomas
06. Concirto De Aranjuez

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルバムは 「ザ・エル・エー・フォー(The L.A.4)」、1976年の録音。
LPはコンコード・ジャズ(Concord Jazz)CJ-18番、6曲入り。
CDはコンコード・ジャズ・レーベルからのリリース、輸入盤、ゴードン・ラデュー(Gordon Raddue)氏による英語ライナーノーツ、6曲入り。
メンバーは、ギターがローリンド・アルメイダ、アルトサックスとフルートがバド・シャンク、ベースがレイ・ブラウン、ドラムがシェリー・マン。
「ザ・エル・エー・フォー(The L.A.4)」 のデビューは1974年、コンコード・サマー・フェスティバルとされる。
名称はロス・アンジェルスの頭文字、もしくは実質上リーダーであるローリンド・アルメイダの頭文字だとされているが明確な内容は不明。
特徴はジャズとクラシックを根底に最高技術の4人の融合が作り出す独自の魅力的なサウンド。
演目はボサ・ノヴァ風の 「ジンジ」 「ブラジル風バッハ5番」、カリプソ風の 「セント・トーマス」、そして 「アランフェス協奏曲」 など様々なジャンルから選ばれている。
清涼感にあふれ、洗練された癒しの音。
(青木高見)





ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) / Pavane Pour Une Infante Defunte (PHCE-4118) ザ・エル・エー・フォー The L.A.4 (unit) / Pavane Pour Une Infante Defunte (PHCE-4118)

[ジャズ/ザ・エル・エー・フォー The L.A.4] のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ローリンド・アルメイダ」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/バド・シャンク」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/レイ・ブラウン」 でも同じ内容を掲載しています。  →
「ジャズ/シェリー・マン」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : October 15-16, 1976

Personnel :
[The L.A.4 (Four)]
Laurindo Almeida (g)
Bud Shank (as, fl)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Song name :
01. Pavane Pour Une Infante Defunte
02. Autumn Leaves
03. C'est What
04. Corcovado
05. Wave
06. Reveil
07. Samba de Orfeu

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : アルバムは 「ザ・エル・エー・フォー(The L.A.4)」、1976年の録音、邦題は 「なき王女のためのパバァーヌ」。
CDは1976年10月15日・16日の録音、発売元が日本フォノグラム株式会社、英語ライナーノーツなし、油井正一氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは、ギターのローリンド・アルメイダ、ベースのレイ・ブラウン、アルトサックスとフルートのバド・シャンク、ドラムのシェリー・マン。
フランスが生んだ巨匠モーリス・ラヴェルの若き日の作品を取り上げている。
「ザ・エル・エー・フォー(The L.A.4)」 のデビューは1974年、コンコード・サマー・フェスティバルとされる。
名称はロス・アンジェルスの頭文字、もしくは実質上リーダーであるローリンド・アルメイダの頭文字だとされているが明確な内容は不明。
特徴はジャズとクラシックを根底に最高技術の4人の融合が作り出す独自の魅力的なサウンド。
アルバム・タイトルの 「パヴァーヌ(仏: pavane)」 とは、16世紀のヨーロッパに普及した 「行列舞踏」 だそうだ。
「パヴァーヌの行進」 というのがあってスペインに影響された16世紀イタリアの宮廷作法にも通じるところがある。
ただ、名称の由来は今だに諸説あるらしい。
一つは、「パドヴァの踊り(padovana)」 の転訛したもの。
一つは、一列に並んだ女性を、孔雀(クジャク)(ラテン語でpavo、スペイン語でpavon)の尻尾を見立てたとする説。
んっ、待てよ! これでジャケットが孔雀(クジャク)の謎が解けた。
以下、演目の邦題を明記した。
01. Pavane Pour Une Infante Defunte / 亡き王女のためのパヴァーヌ
02. Autumn Leaves / 枯葉
03. C'est What
04. Corcovado / 静かな夜
05. Wave / 波
06. Reveil
07. Samba de Orfeu / オルフェのサンバ
(青木高見)




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