青木高見のジャズコレクション Ralph Moore (ts) ラルフ・ムーア


略歴
Ralph Moore ラルフ・ムーア (Ralph Moore 1956年12月24日~) はイギリス・ロンドン生まれ、1972年にアメリカに移住したジャズ・サックス奏者。
しっかりとした音楽の教養を身につけてジャズを演奏した。
要所を堅く決める爽やかな音色、ブレないテナーサックスは研鑽の証。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Ralph Moore / Rejuvenate! (Criss 1035 CD) Ralph Moore / Images (VDJ-1217) Ralph Moore / Furthermore (VICJ-42)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Ralph Moore / Rejuvenate! (Criss 1035 CD) Ralph Moore / Rejuvenate! (Criss 1035 CD)

Recorded : February 19, 1988

Personnel :
Ralph Moore (ts)
Mulgrew Miller (p)
Steve Turre (tb, conchshells)
Peter Washington (b)
Marvin "Smitty" Smith (ds)

Song name :
01. Rejuvenate!
02. Josephine
03. C. R. M.
04. Exact Change
05. It Might as Well Be Spring
06. Song For Soweto
07. Melody For Mr. C.

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ラルフ・ムーア (Ralph Moore 1956年12月24日~) はイギリス・ロンドン生まれ、1972年にアメリカに移住したジャズ・サックス奏者。
アルバムはラルフ・ムーア、1988年の録音、サード・アルバム。
LPはクリス・クロス・ジャズ(Criss Cross Jazz)Cross1035番、6曲入り。
CDはクリス・クロス・ジャズ(Criss Cross Jazz)・レーベルからのリリース、輸入盤、ピーター・リーチ(Peter Leitch)氏による英語ライナーノーツ、CD化に伴い7曲目の 「Melody For Mr. C.」 が追加され、全7曲入り。
メンバーは、ピアノがマルグリュー・ミラー、テナーサックスがラルフ・ムーア 、トロンボーンがスティーブ・タール、ベースがピーター・ワシントン、ドラムがマービン・スミッティ・スミス。
当時の新進気鋭の若者達が集まっている。
ラルフ・ムーアは渡米後、1975年にバークリー音楽大学で学んだ。
持って生まれた才能に更なる研鑽が演奏に表れる。
ちなみに 「Rejuvenate  (rɪdʒúːvənèɪt)」 とは 「若返らせる」。
録音が1988年なので、かなり時は経った。
ピアニスト、マルグリュー・ミラーも亡くなってしまったが陳腐化どころか聴くたびに新鮮さを感じる。
(青木高見)





Ralph Moore / Images (VDJ-1217) Ralph Moore / Images (VDJ-1217)

Recorded : December 15 and 17, 1988

Personnel :
Ralph Moore (ts)
Benny Green (p)
Terence Blanchard (tp)
Peter Washington (b)
Kenny Washington (ds)

Song name :
01. Freeway
02. Enigma
03. Episode From A Village Dance
04. Morning Star
05. This I Dig Of You
06. Blues For John
07. Punjab
08. One Second, Please

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ラルフ・ムーア (Ralph Moore 1956年12月24日~) はイギリス・ロンドン生まれ、1972年にアメリカに移住したジャズ・サックス奏者。
アルバムはラルフ・ムーア、1988年12月15日・17日の録音。
LPはランドマーク・レコード(Landmark Records)LLP-1520番、7曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、英語ライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、CD化に伴い3曲目の 「Morning Star」 が追加され、全8曲入り。
メンバーは、ピアノがベニー・グリーン、トランペットがテレンス・ブランチャード、テナーサックスがラルフ・ムーア、ベースがピーター・ワシントン、ドラムがケニー・ワシントン。
録音時ラルフ・ムーア32歳、共演者も若かったが今や還暦を越えたあたりになってしまった。
人は歳をとっていくが収録された音は、その時で止まっている。
すでに亡くなってしまったレジェンド・ジャズマン達の演奏と一緒にできないのは、まだ時が足りないからだろう。
演奏は、メインストリームのお手本の様な音。
ハイレベルな本物の音は、おいそれとは陳腐化しない。
演目の主な作曲者を明記した。
2曲目 「Enigma」 J.J.ジョンソン。
5曲目 「This I Dig Of You」 ハンク・モブレー。
7曲目 「Punjab」 ジョー・ヘンダーソン。
8曲目 「One Second, Please」 エルモ・ホープ。
(青木高見)





Ralph Moore / Furthermore (VICJ-42) Ralph Moore / Furthermore (VICJ-42)

Recorded : March 3 and 5, 1990

Personnel :
Ralph Moore (ts)
Benny Green (p)
Roy Hargrove (tp) #01, #03, #04, #06
Peter Washington (b)
Kenny Washington (ds) #01, #03, #05
Victor Lewis (ds) #02, #04, #06, #07

Song name :
01. Hopscotch
02. Monk's Dream
03. 310 Blues
04. Phoebe's Samba
05. Girl Talk
06. Into Dawn
07. Line D

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ラルフ・ムーア (Ralph Moore 1956年12月24日~) はイギリス・ロンドン生まれ、1972年にアメリカに移住したジャズ・サックス奏者。
アルバムはラルフ・ムーア、1990年3月3日と5日の録音。
LPはランドマーク・レコード(Landmark Records)LLP-1526番、7曲入り。
CDは発売元がビクター音楽産業株式会社、オリン・キープニュース(Orrin Keepnews)氏による英語ライナーノーツ、内藤遊人氏による日本語解説、7曲入り。
メンバーは、ピアノがベニー・グリーン、トランペットがロイ・ハーグローブ、テナーサックスがラルフ・ムーア、ベースがピーター・ワシントン、ドラムがビクター・ルイスとケニー・ワシントン。
ピーター・ワシントンは同じ姓のケニー・ワシントンと仲が良く共演が多いが血縁関係ではない。
そういえばピアノのベニー・グリーンのアルバム 「Benny Green / Lineage」 のドラマーはビクター・ルイスだった。
全員1990年アメリカのジャズをしょって立つ若手ミュージシャン。
嬉しいのは全員が一途(いちず)にメインストリームのハード・バップの道を進んでいる事。
オールマイティとか言ってフリーとかアバンギャルド手をださない。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. Hopscotch / R.Moore
02. Monk's Dream / T.Monk
03. 310 Blues / Moore
04. Phoebe's Samba / B Green
05. Girl Talk / N.Hefti
06. Into Dawn / R.Hargrove
07. Line D / Moore
セロニアス・モンクを1曲入れるあたり憎い。
(青木高見)




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