青木高見のジャズコレクション Jelly Roll Morton (p) ジェリー・ロール・モートン


略歴
Jelly Roll Morton ジェリー・ロール・モートン(Jelly Roll Morton 出生名:Ferdinand Joseph LaMothe (possibly spelled Lemott, LaMotte or LaMenthe) 1890年9月20日~1941年7月10日)はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のピアニスト、バンドリーダー、作曲家。
ジャズ史のピアノ部門で草創期のミュージシャンとして必ず名前が出てくる。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Jelly Roll Morton / Last Sessions (MVCJ-19072)

【INDEX (コ・リーダーアルバム)】
The Greatest Ragtime Of The Century (BIOGRAPH BCD 103)

【ジェリー・ロール・モートン集】
Wynton Marsalis / Mr. Jelly Lord Standard Time Vol.6 (SRCS 2108)


【以下コンテンツ】


Jelly Roll Morton / Last Sessions (MVCJ-19072) Jelly Roll Morton / Last Sessions (MVCJ-19072)

Recorded :
December 14, 16, 28, 1939
January 4, 23, 30, 1940

Personnel :
Jelly Roll Morton (p, vo)
Henry red Allen (tp)
Albert Nicholas (cl)
Eddie Williams (as)
Claude Jones (tb)
Joe Britton (tb)
Wellman Braud (b)
Zutty Singleton (ds)

Song name :
01. Sporting House Rag (Perfect Rag)
02. Original Rags
03. The Crave
04. The Naked Dance #2
05. Mister Joe
06. King Porter Stomp
07. Winin' Boy Blues
08. Animule Dance
09. Buddy Bolden's Blues(I Thought I Heard Buddy Bolden Say)
10. The Naked Dance
11. Don't You Leave Me Here
12. Mamie's Blues
13. Michigan Water Blues
14. Sweet Substitute
15. Panama
16. Good Old New York
17. Big Lip Blues
18. Why?
19. Get The Bucket
20. If You Knew
21. Shake It
22. Dirty, Dirty, Dirty
23. Swinging The Elks
24. Mama's Got A Baby
25. My Home Is In A Southern Town

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジェリー・ロール・モートン(Jelly Roll Morton 出生名:Ferdinand Joseph LaMothe (possibly spelled Lemott, LaMotte or LaMenthe) 1890年9月20日~1941年7月10日)はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のピアニスト、バンドリーダー、作曲家。
原盤CDは1939年12月~1940年1月の録音、コモドア(Commodore)CMD-403番、25曲入り。
所持CDは発売元がユニバーサル・ビクター株式会社、販売元がビクター・エンタテインメント株式会社、ブッチ・トンプソン(Butch Thompson)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏による日本語解説、25曲入り。
メンバーはピアノとヴォーカルがジェリー・ロール・モートン、トランペットがヘンリー・レッド・アレン、トロンボーンがジョー・ブリットンとクロード・ジョーンズ、クラリネットがアルバート・ニコラス、アルトササックスがエディ・ウィリアムス、ベースがウエルマン・ブラウド、ドラムがズッティ・シングルトン。
演奏はブルースと特にラグタイムがジャズに進化する時期の音。
別な意味でジャズ・ピアノ・コンボの原型を聴く事ができる。
オマケはジェリー・ロール・モートンのヴォーカル。
話は、それるが、ジェリー・ロール・モートンには誇大的性格の逸話が多い、大風呂敷で自慢家だっという。
ただリスナーとして今、性格などはどうでもよく天才的な音が聴ければいい。
偉大な創始者、レジェンドとは、そんな逸話も貫禄に聞こえる。
気分は行った事のない、遥か昔の華やかなニューオーリンズ。
(青木高見)





Jelly Roll Morton / 1939-1940 (CLASSICS RECORDS 668) Jelly Roll Morton / 1939-1940 (Classics Records 668)

Recorded : 1939-1940

Personnel :
Jelly Roll Morton (p)
1~10曲目がピアノ・ソロ。
11~14曲目がバンド、「Jelly Roll Morton's Seven」。
15~18曲目がバンド、「The Morton Six」。
19~22曲目がバンド、「The Morton Seven」。

Song name :
01. The Crave
02. The Naked Dance
03. Mister Joe
04. King Porter Stomp
05. Winin' Boy Blues
06. Buddy Bolden's Blues
07. The Naked Dance
08. Don't You Leave Me Here
09. Mamie's Blues
10. Michigan Water Blues
11. Sweet Substitute
12. Panama
13. Good Old New York
14. Big Lip Blues
15. Why?
16. Get The Bucket
17. If You Knew
18. Shake It
19. Dirty, Dirty, Dirty
20. Swinging The Elks
21. Mama's Got A Baby
22. My Home Is In A Southern Town

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジェリー・ロール・モートン (Jelly Roll Morton 出生名:Ferdinand Joseph LaMothe (possibly spelled Lemott, LaMotte or LaMenthe) 1890年9月20日~1941年7月10日) はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のピアニスト、バンドリーダー、作曲家。
CDは1939年~1940年の録音、(Classics Records)668番 シリーズ「The Classics Chronological Series 668」、輸入盤、アナトール・シェンカー(Anatol Schenker)氏による英語ライナーノーツ、22曲入り。
この1枚でジェリー・ロール・モートンの主な演奏を大まかに聴く事ができる。
1曲目から10曲目がピアノ・ソロ。
11曲から14曲目がバンド 「Jelly Roll Morton's Seven」。
15曲から18曲目がバンド 「The Morton Six」。
19曲から22曲目がバンド 「The Morton Seven」。
ウイントン・マルサリスのコメントにジェリー・ロール・モートンへの尊敬の、くだりがあったことを思い出した。
演奏は時代を経るごとにブルース色が弱まり都会的に洗練されていくピアノを聴くことができる。
ジェリー・ロール・モートンの性格、人間性はともかく多くの作曲された曲を聴く限りでは、抜群のセンスと技術が光る。
何しろ聴いていてワクワクさせてくれるピアノ、当時のアメリカのニューオーリンズの華やかな香りに満ちている。
後世のジャズ・ピアニスト達がジェリー・ロール・モートンを参考にしていたか想像できる。
(青木高見)





TThe Greatest Ragtime Of The Century (BIOGRAPH BCD 103) The Greatest Ragtime Of The Century (BIOGRAPH BCD 103)

「ジャズ/ラグタイム (Ragtime)」をリーダー・アルバムとしています。  →
「ジャズ/ユービー・ブレイク」でも同じ内容を掲載。  →
「ジャズ/ジェイムス・ピー・ジョンソン」でも同じ内容を掲載。  →
「ジャズ/スコット・ジョプリン」でも同じ内容を掲載。  →
「ジャズ/ジェリー・ロール・モートン」でも同じ内容を掲載。  →
「ジャズ/ファッツ・ウォーラー」でも同じ内容を掲載。  →

Recorded : 1917-1931

Personnel, Song number, Song name, Recorded :
[Jelly Roll Morton (p)]
01. Shreveport Stomp / 1924
02. Sweet Man / 1925
03. Tom Cat Blues / 1924

[Thomas Fats Waller (p)]
04. A New Kind Of Man WIth A New Kind Of Love For Me / 1924
05. Nobody But My Baby (Is Gettin' My Love) / 1927
06. Got To Cool My Doggies Now / 1923

[Scott Joplin (p)]
08. Weeping Willow Rag / 1916
07. Maple Leaf Rag / 1916
09. Something Doing / 1916

[James P Johnson (p)]
10. Steeplechase Rag / 1917
11. Twilight Rag / 1917

[Eubie Blake (p)]
12. Charleston Rag / 1917
13. It's Right Here For Youv / 1921
14. Fare Thee Honey Blues / 1921

[Jimmy Blythe (p)]
15. Mr. Freddie Blues Eubie Blake / 1926

[Jimmy Blythe and Charles Clark]
16. Regal Stomp (aka Bow To Your Papa) / 1931

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : 「ラグタイム (Ragtime)」は1900年初頭にアメリカで誕生したピアノ奏法。
CDは発売元がバイオグラフ(BIOGRAPH)、輸入盤、マイケル・モンゴメリー(Michael Montgomery)氏による英語ライナーノーツ、16曲入り。
収録ミュージシャンは以下の通り。
・スコット・ジョプリン(Scott Joplin)
 1868年11月24日アメリカ合衆国 テキサス州 リンデン生まれ。
・ユービー・ブレイク(James Hubert Blake = Eubie Blake)
 1887年2月7日アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア生まれ。
・ジェリー・ロール・モートン(Ferdinand "Jelly Roll" Morton)
 1890年9月20日アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。
・ジェイムス・ピー・ジョンソン(James Price Johnson)
 1894年2月1日アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ。
・ジミー・ブライス(Jimmy Blythe)
 1901年5月20日ケンタッキー州ルイビル生まれ。
・ファッツ・ウォーラー(Thomas Fats Waller)
 1904年5月21日アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
以上の6名のミュージシャンを1枚で聴く事ができる。
演奏はシンコペーションを多用した2拍子が多い。
主に左手が伴奏で、ベースの「ズン」と和音の「チャ」が交互に繰り返され、右手でメロディーと和音を弾く。
「Ragtime」の語源はリズムの微妙のズレから「Ragged Time」という説が一般化しているが正確な内容は不明。
ジャズ系譜からは「ラグタイム」がジャズに発展していく過程の奏法になる。
アルバムの録音は、電気式録音機器が無かった1900代初頭「ピアノ・ロールという自動演奏ピアノ」が発明された。
仕掛けは、専用の紙に穴を開けた記録媒体(ロール)を作り、それを読み取り再生すもので現代に蘇(よみがえ)った。
当アルバムはロールの保存状態が良かったのも幸いし「1910年製・スタインウェイ65/86 ノート・プレイヤー」で再現されている。
ジャズ・ピアノ史からは極めて貴重な資料アルバムになる。
(青木高見)



【ジェリー・ロール・モートン集】


Wynton Marsalis / Mr. Jelly Lord Standard Time Vol.6 (SRCS 2108) Wynton Marsalis / Mr. Jelly Lord Standard Time Vol.6 (SRCS 2108)

「ジャズ/ウィントン・マルサリス」のリーダーアルバムとしています。  →
「ジャズ/ジェリー・ロール・モートン」でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : January 12–13, 1999

Release : September 7, 1999

Personnel :
Wynton Marsalis (tp)
Jelly Roll Morton (comp)
Danilo Perez (p) #06
Eric Lewis (p) #15
Eric Reed (p) #15
Harry Connick, Jr. #12
Donald Vappie (banjo, g)
Michael White (cl)
Wessell Anderson (as)
Victor Goines (cl, ss、ts)
Lucien Barbarin (tb)
Wycliffe Gordon (tb, tuba, tp) #01
Reginald Veal (b)
Herlin Riley (ds)

Song name :
01. Red Hot Pepper
02. New Orleans Bump
03. King Porter Stomp
04. The Pearls
05. Deep Creek
06. Mamanita
07. Sidewalk Blues
08. Jungle Blues
09. Big Lip Blues
10. Dead Man Blues [Jelly Roll Morton, Anita Gonzales]
11. Smoke-House Blues [Jelly Roll Morton, Charles Luke]
12. Bill Goat Stomp"
13. Courthouse Stomp
14. Black Bottom Stomp
15. Tom Cat Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウィントン・マルサリス (Wynton Marsalis 出生名:Wynton Learson Marsalis  1961年10月18日~) はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズ生まれのトランペット奏者、作曲家。
ジェリー・ロール・モートン (Jelly Roll Morton 出生名:Ferdinand Joseph LaMothe (possibly spelled Lemott, LaMotte or LaMenthe) 1890年9月20日~1941年7月10日) はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のピアニスト、バンドリーダー、作曲家。
原盤CDは1999年1月12日・13日の録音、コロムビア(Columbia)CK69872、15曲入り。
所持CDは発売元が株式会社ソニー・ミュージック・エンタテインメント、スタンリー・クラウチ(Stanley Crouch)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、小川隆夫氏によるライナーノーツ和訳、小川隆夫氏による日本語解説、15曲入り。
メンバーはトランペットガウィントン・マルサリス、ピアノがエリック・ルイスとエリック・リード、トロンボーンが、ワイクリフ・ゴードン、クラリネットがマイケル・ホワイト、バンジョーとギターがドナルド・ヴァピィ、アルトサックスがウェス・アンダーソン、ベースがレジナルド・ヴィール、ドラムがハリー・ライリーほか。
ウィントン・マルサリスのシリーズ「スタンダード・タイム」の第6集。
ニューオリンズ・ジャズの創始者と称される作曲家・ピアニストのジェリー・ロール・モートン集。
ウィントン・マルサリスとジェリー・ロール・モートンの歳の差は何と70歳。
ジャズの草創期のミュージシャンをもっと聴いて「リスペクトしろ!」的に変貌したウィントン・マルサリス。
自(みずか)ら率先してチョイスしたのが、このジェリー・ロール・モートン。
ジェリー・ロール・モートンも、かなり変わったミュ―ジシャンだった逸話がある。
英才教育を得て、クラシックとジャズ、まして黒人のエリートのウィントン・マルサリスにジェリー・ロール・モートンの全てが解るのだろうか。
普通のリスナーには、そこまで深く理解する必要はなく、気軽にジャズを楽しめば、それでいい。
ジャズを気楽にBGM的に聴く事を否定するウィントン・マルサリスの要求は、いかがなものか。
「おぼっちゃま」は、そこらへんが解らないから困る。
(青木高見)




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