青木高見のジャズコレクション Milton Nascimento (g, vo, comp) ミルトン・ナシメント


略歴
Milton Nascimento ミルトン・ナシメント (Milton Nascimento 1942年10月26日~) はブラジル・リオデジャネイロ州リオデジャネイロ出身の歌手、ギタリスト。
「ブラジルの声」 の異名を持つミュージシャン。
幼少期からミナスジェライス州に移り住んだため 「ミナス音楽の伝道者」 とも呼ばれる。
世界中のミュージシャンとの共演歴があり知名度がある。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【INDEX (コ・リーダーアルバム)】


【INDEX (共演アルバム)】


【以下コンテンツ】


Wayne Shorter Milton Nascimento / Native Dancer Wayne Shorter Milton Nascimento / Native Dancer

(注) このアルバムはウェイン・ショーターのリーダーアルバム扱いとしています。
そのためリーダーの 「 Wayne Shorter 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Recorded : 1974

Personnel :
Wayne Shorter (ts, ss, p)
Milton Nascimento (g, vo)
Herbie Hancock (p, key)
Wagner Tiso (key)
Jay Graydon (g, b)
David Amaro (g)
Dave McDaniel (b)
Robert Silva (ds, per)
Airto Moreira (per)

Song name :
01. Ponta de Areia
02. Beauty and the Beast
03. Tarde
04. Miracle of the Fishes
05. Diana
06. From the Lonely Afternoons
07. Ana Maria
08. Lilia
09. Joanna's Theme

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウェイン・ショーター (Wayne Shorter 1933年8月25日~) はアメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれのジャズ・テナーサックス、ソプラノサックス奏者、作曲家。
ミルトン・ナシメント (Milton Nascimento 1942年10月26日~) はブラジル リオデジャネイロ州リオデジャネイロ市生まれのブラジル・ギタリスト、歌手、作曲家。
アルバムはウェイン・ショーターとミルトン・ナシメント、1974年の録音。
ミルトン・ナシメントは、幼少期からミナスジェライス州に移り住んだため 「ミナス音楽」 の伝道者として有名。
ウェイン・ショーターは、この録音の2年後、1976年にハービー・ハンコックと 「V.S.O.P.クインテット」 を結成する。
演奏は、ウェイン・ショーターがミナスのミュージシャンと共演して、ジャズにしなかった点がいい。
ミルトン・ナシメントは、このアルバムでジャズ・ファンにも有名になった。
「ミナス音楽」 とは、ポルトガル、スぺイン、アラブ系などが、ヨーロッパの教会音楽と融合し、更にブラジルのミナスの土着の香りで熟成した音楽をいう。
純粋なロコの音楽に仕上げたウェイン・ショーターとハービー・ハンコックの手腕が光る。
気分は一気に夏の太陽の下のような軽い気分になるが、じっくり聴いても一音一音が素晴らしく、ミナスのアルバムである事を再認識させられる。
(青木高見)





Milton Nascimento Milton Milton Nascimento / Milton (314 543 485-2)

(注) このアルバムはミルトン・ナシメントのリーダーアルバム扱いとしています。
「 ブラジル音楽 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Released : 1976

Personnel :
Milton Nascimento (vo, comp)
Herbie Hancock (p)
Hugo Fattoruso (organ, p)
Toninho Horta (g)
Wayne Shorter (ss, ts)
Raul De Souza (tb)
Novelli (b, per)
Roberto Silva (ds, per)
Laudir De Oliveira (per)

Song name :
01. Raca (Hasa) (Race)
02. Fairy Tale Song (Cade)
03. Fransciso
04. Nothing Will Be As It Was (Nada Sera Como Antes)
05. Cravo E Canela (Clove And Cinnamon)
06. The Call (Chamada)
07. One Coin (Tostao)
08. Saidas E Bandeiras (Exits And Flags)
09. Os Povos (The People)

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルトン・ナシメント (Milton Nascimento 1942年10月26日~) はブラジル リオデジャネイロ州リオデジャネイロ市生まれのブラジル・ギタリスト、歌手、作曲家。
アルバムはミルトン・ナシメント、1976年、A&Мとヴァーヴ・レーベルからのリリース。
共演者は、ピアノがハービー・ハンコック、オルガンとピアノがウーゴ・ファトルーソ、ギターがトニーニョ・オルタ、ソプラノサックスとテナーサックスがウエイン・ショーター、他。
アルバム・タイトルはズバリ 「ミルトン(Milton)」 なので、力の入れ様(よう)が想像できる。
CDは今でこそ簡単に入手できるようになったが、LP発売当時、日本では発売されず高値が付いたという。
演奏は、ウェイン・ショーター名義のアルバム 「Native Dancer」 の続編という感じがしないでもない。
ブラジル色は抑えられ現代的な、「コンテンポラリー・ブラジリアン・ジャズ」。
何となくアメリカ市場を念頭においている点が少々鼻に付く 。
ウェイン・ショーターとハービー・ハンコックは、その事を解っていて終始控えめ。
とはいえ、ミルトン・ナシメントの楽器の様な土着的な声が刺激的。
(青木高見)





Milton Nascimento Encontros E Despedidas Milton Nascimento / Encontros E Despedidas (827 638-2)

(注) このアルバムはミルトン・ナシメントのリーダーアルバム扱いとしています。
「 ブラジル音楽 」 でも同じ内容を掲載しています。  →

Released : 1985

Personnel :
Milton Nascimento (vo, g)
Wagner Tiso (cond, arr, p)
Túlio Mourão (arr, key)
Hubert Laws (fl)  #08
Ricardo Silveira (g)
Tavinho Moura (g)
Pat Metheny (g)  #11
Nico Assumpção (b)
Luiz Alves (b)
Jaques Morelenbaum (cello)
Robertinho Silva (ds, per)
Many others

Song name :
01. Portal Da Cor
02. Caso De Amor
03. Noites Do Sertão
04. Mar Do Nosso Amor
05. Lágrimas Do Sul
06. Raça
07. Pra Euparar Deme Doer
08. Encontros E Despedidas
09. Quem Perguntou Por Mim
10. A Primeira Estrela
11. Vidro E Corte
12. Radio Experiência

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ミルトン・ナシメント (Milton Nascimento 1942年10月26日~) はブラジル・リオデジャネイロ州リオデジャネイロ出身の歌手、ギタリスト、作曲家。
1967年のファースト・アルバムから15枚目になるアルバム。
故郷、ブラジル音楽からは、いったん離れて、楽器電子楽器やオーケストラなどを取り入れた。
とは言ってもブラジルの魂が根底に宿る。
MPBというジャンルが出来たが、音は典型的なMPBで、お手本の様な1枚。
ちなみに、パット・メセニー、ヒューバート・ロウズが1曲だけ参加している。
(青木高見)




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