青木高見のジャズコレクション Joe Turner (vo)


略歴
Joe Turner ジョー・ターナー (Joe Turner 出生名:Joseph Vernon Turner Jr 1911年5月18日~1985年11月24日 ニックネームはビッグ・ジョー・ターナー) はアメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ生まれのブルース・シンガー、作曲家。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Joe Turner / The Boss Of The Blues Joe Turner / Joe Turner With Pee Wee Crayton And Sonny Stitt

【以下コンテンツ】


Joe Turner / The Boss Of The Blues Joe Turner / The Boss Of The Blues

Recorded : 1956

Personnel :
Joe Turner (vo)
Pete Johnson (p)
Freddie Green (g)
Joe Newman (tp) #01, #02, #04, #07, #08, #10
Jimmy Nottingham (tp) #03, #05, #06, #09
Pete Brown (as)
Seldon Powell (ts) #03, #05, #06, #09
Frank Wess (ts) #01, #02, #04, #07, #08, #10
Lawrence Brown (tb)
Walter Page (b)
Cliff Leeman (ds)

Song name :
01. Cherry Red
02. Roll 'Em Pete
03. I Want a Little Girl
04. Low Down Dog
05. Wee Baby Blues
06. You're Driving Me Crazy (What Did I Do?)
07. How Long Blues
08. Morning Glories
09. St. Louis Blues
10. Piney Brown Blues

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ターナー (Big Joe Turner 出生名:Joseph Vernon Turner Jr 1911年5月18日~1985年11月24日 ニックネームはビッグ・ジョー・ターナー) はアメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ生まれのブルース・シンガー、作曲家。
アルバムはジョー・ターナー、1956年の録音、ワーナーミュージック・ジャパンからのリリース。
ジャズとブルースの都、カンザスシティにてキャリアをスタートした本人、相棒のピアニストのピート・ジョンソンとカウント・ベイシーやデューク・エリントンの名手との豪華セッション。
共演者は、ピアノがピート・ジョンソン、ギターがフレディ・グリーン、トランペットがジミー・ノッティンガムとジョー・ニューマン、アルトサックスがピート・ブラウン、テナーサックスがセルダン・パウエルとフランク・ウェス、トロンボーンがローレンス・ブラウン、ベースがウォルター・ペイジ、ドラムがクリフ・リーマン。
何と凄いメンバーだろう。
この猛者たちを集めて演奏したタイトルが 「ブルースのボス」。
改めてジョー・ターナーの力量を知る。
大きな体から湧き出る、カンザスシティ・ブルース、あだ名はその名も 「ビッグ・ジョー・ターナー」。
アルバムは2012年、ワーナーミュージック・ジャパンが 「ATLANTIC R and B BEST COLLECTION 1000」 の1枚として日本初のCD化された。
当時の音はモノラルだが、現代のデジタル・リマスタリング技術により迫力のサウンドになった。
本場アメリカのミュージシャンのスケールの大きさに圧倒される。
(青木高見)





Joe Turner / Joe Turner With Pee Wee Crayton And Sonny Stitt Joe Turner / Joe Turner With Pee Wee Crayton And Sonny Stitt

Recorded : March 3, 1975

Personnel :
Joe Turner (vo)
James David Nicholson (p) = J.D.Nicholson
Pee Wee Crayton (g)
Sonny Stitt (as, ts)
Charles Norris (b)
Washington Rucker (ds)

Song name :
01. Stormy Monday
02. Piney Brown (K.C.)
03. Martin Luther King Southside
04. Everyday I Have The Blues
05. Shake, Rattle And Roll
06. Lucille

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ジョー・ターナー (Big Joe Turner 出生名:Joseph Vernon Turner Jr 1911年5月18日~1985年11月24日 ニックネームはビッグ・ジョー・ターナー) はアメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ生まれのブルース・シンガー、作曲家。
アルバムはジョー・ターナー、1975年3月3日の録音、パブロ・レーベルの音源、ユニバーサル・ミュージックからのリリース。
共演者は、ピアノがJ.D.ニコルソン、ギターがピー・ウィー・クレイトン、サックスがソニー・スティットほか。
演奏は、個人的にソニー・スティットがバリバリとジョー・ターナーを煽(あお)るのを想像していたが的はずれ。
考えてみれば、ソニー・スティットとジョー・ターナーでは年も違い、ジョー・ターナーの方が親分。
ヤル気のないサックスは遠慮して吹いているのか、それとも調子が悪いのか、どっちだろう。
ジョー・ターナーの声は、往年の張りはなく、本調子ではなさそう、だが、それが逆にシブい。
ピアノのJ.D.ニコルソンとピー・ウィー・クレイトンは黒い音。
白人とは一味二味も違う演奏にシビれる。
ハッキリいって、このアルバムにはソニー・スティットは不要。
(青木高見)




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