Walt Dickerson (vib) ウォルト・ディッカーソン
略歴
ウォルト・ディッカーソン (Walt Dickerson 1928年4月16日~2008年5月15日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
1965年から1975年にかけて休止したが、後にアンドリュー・ヒルやサンラと再び仕事をした。
(青木高見)
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Walt Dickerson / The Walt Dickerson! (OJCCD-1817-2)
Recorded : March 7, 1961
Personnel :
Walt Dickerson (vib)
Austin Crowe (p)
Bob Lewis (b)
Andrew Cyrille (ds)
Song name :
01. Time
02. Elizabeth
03. The Cry
04. Death and Taxes
05. Evelyn
06. Infinite You
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウォルト・ディッカーソン (Walt Dickerson 1928年4月16日~2008年5月15日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
アルバムはウォルト・ディッカーソン、1961年3月7日の録音、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、英語解説書付き。
共演者は、ピアノがオースティン・クロウ、ベースがボブ・ルイス、ドラムがアンドリュー・シリル。
ひじょうに精神性の高い幻想的なヴィブラフォン。
正直、こういうヴィブラフォンの隠し玉がいたなんて、やはりジャズは幅広く聴き続けないと。
どういう人生を送ると、こういう演奏ができる様になるのだろう。
2曲目の 「Elizabeth」 はウォルト・ディッカーソンの奥様の 「エリザベス」 から命名したらしい。
(青木高見)
Walt Dickerson / To My Queen (OJCCD-1880-2)
Recorded : September 21, 1962
Personnel :
Walt Dickerson (p)
Andrew Hill (p)
George Tucker (b)
Andrew Cyrille (ds)
Song name :
01. To My Queen
02. How Deep Is The Ocean?
03. God Bless the Child
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ウォルト・ディッカーソン (Walt Dickerson 1928年4月16日~2008年5月15日) はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズ・ヴィブラフォン奏者。
アルバムはウォルト・ディッカーソン、1962年9月21日の録音、CDはOJCレーベルからのリリース、輸入盤、英語解説書付き。
共演者は、ピアノがアンドリュー・ヒル、ベースがジョージ・タッカー、ドラムがアンドリュー・シリル。
アンドリューさんが2人いる。
知らなくてアルバム・ジャケットを見たら、この女性がウォルト・ディッカーソンかと思ってしまう。
実際はウォルト・ディッカーソンの奥様の 「エリザベス」。
結婚して、よほど嬉しかったのかアルバム・タイトルまで 「To My Queen」。
カミさんをクイーンにしてしまった。
一筋縄ではいかないウォルト・ディッカーソン、 タイトル曲 「To My Queen」 は何と17分にも及ぶ長尺もの。
奥さんにプレゼントしたので、明るく優雅な演奏と思いきや、精神性の高い上質な演奏。
気になるのが共演者でフリー系のピアノのアンドリュー・ヒルの参加。
もう、このレベルになると言葉はいらないと思う、一音出しただけで意思疎通ができる。
収録が3曲と少ないが内容が濃い。
以下、演目の作曲者を明記した。
01. To My Queen / Walt Dickerson
02. How Deep Is the Ocean? / Irving Berlin
03. God Bless the Child / Billie Holiday, Arthur Herzog, Jr.
1曲目の 「To My Queen」 はウォルト・ディッカーソンのオリジナル。
2曲目の 「How Deep Is the Ocean ?」 はホワイト・クリスマスを作曲したアーヴィング・バーリン。
3曲目の 「God Bless the Child」 はビリー・ホリデイの曲を持ってきた。
(青木高見)