青木高見のジャズコレクション Nina Simone (vo, p) ニーナ・シモン


略歴
Nina Simone ニーナ・シモン (Nina Simone 1933年2月21日~2003年4月21日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州トライロン生まれの黒人女性ジャズ、ポップス歌手、ピアニスト、作曲家。
人種差別主義者による教会爆破事件に抗議したのを切っ掛けに1960年代の黒人公民権運動に参加。
ただ、歌うだけではなく、そこに強烈なメッセージを含む様に変化した。
魂を歌唱で表現できる歌手。
そのため聴くには、けっこう体力がいる。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Nina Simone / Nina Simone + 3 (CY-3780) Nina Simone / Here Comes The Sun (R25J-1033)

【以下コンテンツ】


Nina Simone / Nina Simone + 3 (CY-3780) Nina Simone / Nina Simone + 3 (CY-3780)

Recorded : 1957

Personnel :
Nina Simone (vo, p)
Jimmy Bond (b)
Albert ''Tootie'' Heath (ds)

Song name :
01. Mood Indigo
02. Don't Smoke in Bed
03. He Needs Me
04. Little Girl Blue
05. Love Me or Leave Me
06. My Baby Just Cares for Me
07. Good Bait
08. Plain Gold Ring
09. You'll Never Walk Alone
10. I Loves You Porgy
11. Central Park Blues
12. He's Got The Whole World In His Hands
13. For All We Know
14. African Mail Man

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ニーナ・シモン (Nina Simone 1933年2月21日~2003年4月21日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州トライロン生まれの黒人女性ジャズ、ポップス歌手、ピアニスト、作曲家。
LPは1957年の録音、ベツレヘム(Bethlehem)BCP 6028番、11曲入り、ファースト・アルバム。
A1. Mood Indigo
A2. Don't Smoke In Bed
A3. He Needs Me
A4. Little Girl Blue
A5. Love Me Or Leave Me
A6. My Baby Just Cares For Me
B1. Good Bait
B2. Plain Gold Ring
B3. You'll Never Walk Alone
B4. I Loves You Porgy
B5. Central Park Blues
CDは製造・発売元日本コロムビア株式会社、英語歌詞、英語ライナーノーツなし、岩浪洋三氏による日本語解説、12~14曲目の3曲が追加され全14曲入り。
メンバーは、ヴォーカルとピアノがニーナ・シモン、ベースがジミー・ボンド、ドラムがアルバート・トゥーティ・ヒース。
個人的に、ビリー・ホリディ、エラ、カーメン・マクレイ、サラ、ナンシー・ウイルソン、アビー・リンカーン、アルバータ・ハンター、シャリー・ホーンほか多くの黒人女性歌手を聴いているが、その誰とも接点を感じない、孤高の歌唱に底力、迫力を感じる。
ジャンルは、いちょうジャズだが枠を超えている。
何という訴えかけの強い歌唱だろう、これでファースト・アルバムとは恐ろしい。
ロバータ・フラックが心酔したエピソードが、うなずける。
1960年代、黒人公民権運動に参加。
2000年代、フランスに移住するも2003年惜しくも他界。
おそらく彼女ほどのユニークな女性歌手は今後出てくるのだろうか。
ちなみにタイトルの 「Nina Simone Nina Simone + 3」 の 「 + 3」 とは 「He's Got The Whole World In His Hands」 「For All We Know」 「African Mail Man」 の3曲追加の意味だと思う。
話が飛ぶが、このアルバム・ジャケットのバックに橋、練馬区石神井公園の池にある太鼓(たいこ)橋とベンチの位置がそっくりなのだ。
そのため、練馬区石神井公園のその場所を通ると必ずニーナ・シモンを思い出す。
(青木高見)





Nina Simone / Here Comes The Sun (R25J-1033) Nina Simone / Here Comes The Sun (R25J-1033)

Release : September 1971

Personnel :
Nina Simone (vo)

Song name :
01. Here Comes The Sun
02. Just Like A Woman
03. O-O-H Child
04. Mr. Bojangles
05. New World Coming
06. Angel Of The Morning
07. How Long Must I Wander
08. My Way

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ニーナ・シモン (Nina Simone 1933年2月21日~2003年4月21日) はアメリカ合衆国ノースカロライナ州トライロン生まれの黒人女性ジャズ、ポップス歌手、ピアニスト、作曲家。
LPは1971年9月のリリース、RCAビクター(RCA Victor)LSP-4536番、8曲入り、カヴァー集。
CDは発売元がBMGビクター株式会社、英語歌詞、英語イナーノーツなし、岩浪洋三氏による日本語解説、8曲入り。
ニーナ・シモンが、ほかの人の歌を歌った。
アルバム・タイトルはビートルズのジョージ・ハリスンの作曲 「ヒア・カム・ザ・サン(Here Comes The Sun)」。
以下、演目の出典。
01. ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes the Sun)
  ジョージ・ハリスン(George Harrison)
02. ジャスト・ライク・ア・ウーマン(Just Like a Woman)
  ボブ・ディラン(Bob Dylan)
03. ウー・ウー・チャイルド(O-O-H Child)
  スタン・ヴィンセント(Stan Vincent)
04. ミスター・ボージャングル(Mr. Bojangles)
  ジェリー・ジェフ・ウォーカー(Jerry Jeff Walker)
05. 新しき夜明け(New World Coming)
  バリー・マン(Barry Mann, Cynthia Weil)
06. 朝の天使(Angel of the Morning)
  チップ・テイラー(Chip Taylor)
07. ハウ・ロング・マスト・アイ・ワンダー(How Long Must I Wander)
  ウェルドン・アーヴィン(Weldon Irvine)
08. マイ・ウェイ(My Way)
  ポール・アンか(Paul Anka, Claude François, Jacques Revaux)
ジャズ・コレクションしていて、突然こういうアルバムに出会う。
ホント、音楽って素晴らしいと再認識。
(青木高見)




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