青木高見のジャズコレクション Lee Oskar (hca) リー・オスカー


略歴
Lee Oskar リー・オスカー(Lee Oskar 1948年3月24日~)はデンマーク・コペンハーゲン生まれのハーモニカ奏者。
1994年までソウル・バンド「ウォー(War)」に在籍。
グループと並行してソロ活動でも精力的に活動している。
日本では1976年、「約束の地」が資生堂のTVCMに使われヒット。
特徴は、ほのぼのとして温かいハーモニカの音色。
株式会社トンボ楽器製作所は1902年創業の東京都荒川区西日暮里に本社を置く楽器メーカー。
世界で数社しかない大手ハーモニカ製造企業の一つで日本国内では唯一のアコーディオン製造メーカー。
その中のブランドとして「リー・オスカー・モデル」を発表した。
リー・オスカーと株式会社トンボ楽器製作所が共同開発したモデルは、やがて世界的に有名になり現在でも製造販売され続けている。
(青木高見)



【INDEX (リーダー・アルバム)】
Lee Oskar / Lee Oskar (R2 71719) Lee Oskar / Those Sunny Days (TKCB-70540)

【INDEX (共演アルバム(My・番外CD/SOUL)】



【以下コンテンツ】
Lee Oskar / Lee Oskar (R2 71719)
Lee Oskar / Lee Oskar (R2 71719)s
「ジャズ/リー・オスカー」のリーダーアルバムとしています。  →
「ソウル・ディスコ/リー・オスカー」でもサムネイルのみを掲載しています。  →

LP recording date : 1976
CD release date : 1995

Personnel :
[Lee Oskar (Main-performer, harmonica, vo)]
Robert Vega (b, fuzz-g) #01-03, #07-08
Papa Dee Allen (cowbell, per, bongos) #05-06
Greg Errico (ds, wind-chimes, horns, vib, syn, strings, p, b, g, effects-sound], tambourine, timbalessound, tambourine, timbales) #01-03, #05, #07-08
Steve Busfield (g, mandolin) "01, #03, #08
Lonnie Jordan (Key, timbales #05-06
Herman Eberitzsch (p) #01-03
Charles Miller (sax) #04, #06-07

01-1. The Journey 旅
Written-By – Dickerson, Miller, Errico, Brown, Scott, Oskar, Jordan, Allen
Vocals – Wendy Haas
Congas – Chepito Areas

01-2. The Immigrant 旅人
Written-By – Dickerson, Miller, Errico, Brown, Scott, Oskar, Jordan, Allen
Backing Vocals [Background Crowd] – A. Martelo, B. Davis, D. Davis, D. Doughty, G. Prince, G. Rhode, K. Oskar, L. Oskar, P. Montaner, T. Prince, V. Martelo
Terry Medeiros (g)

01-3. The Promised Land 約束の地(女の顔はひとつじゃないよ)
Written-By – Dickerson, Miller, Errico, Brown, Scott, Oskar, Jordan, Allen
Backing Vocals – Edna Wright, Julia Tillman*, Lonnie Groves*, Maxine Willard

02. Blisters あわ
Written-By – Dickerson, Miller, Brown, Scott, Oskar, Jordan, Allen

03. Blt
Written-By – Errico, Oskar
Nito Medina (g)

04. Sunshine Keri サンシャイン・ケリー
Backing Vocals – Connie Fisher, Howard Scott, Jerry Fisher
B.B. Dickerson (b)
Harold Brown (ds)
Howard Scott (g)

05. Down The Nile ダウン・ザ・ナイル
Written-By – Miller, Errico, Oskar

06. Starkite スターカイト
Written-By – Errico, K. Oskar, Oskar
Backing Vocals – Edna Wright, Julia Tillman, Lonnie Groves, Maxine Willard
Monty Stark (bells)

Song No, Song name, Japanese title :
01-1. The Journey 旅
01-2. The Immigrant 旅人
01-3. The Promised Land 約束の地(女の顔はひとつじゃないよ)
02. Blisters あわ
03. Blt
04. Sunshine Keri サンシャイン・ケリー
05. Down The Nile ダウン・ザ・ナイル
06. Starkite スターカイト

メインコメント : リー・オスカー(Lee Oskar 1948年3月24日~)はデンマーク・コペンハーゲン生まれのハーモニカ奏者。
 LPは1976年のリリース、発売元がトリオ・レコード(Trio Records)AW-1015、6曲入り、ファースト・アルバム。
 CDは1995年のリリース、発売元がアベニュー・レコード(Avenue Records)R2 71719番、輸入盤、アベニュー・レコード(Avenue Records)による英語オリジナル・ライナーノーツ、6曲入り。
全曲これと言った派手さがないのだが、変に後ろ髪を引かれるというか、心にジワーとくる印象深い不思議なアルバム。
1976年、3曲目「The Promised Land 約束の地」が資生堂TVCMに使用された、キャッチ・コピーは「女の顔はひとつじゃないよ」。
CMの影響もあってかLPを購入した、買ってすぐ友達に貸し、帰ってこないまま現在に至る。
今では、その友達が誰だったか思い出せない。
という訳で、長い間CD化を待ち望んでいた、ところが発売後、即!完売。
あげくの果てレコード店では中古でも驚くほど高値が付いた、チェッ!
時は流れeコマースで買える時代になったは良いが、中古の値段は増々高くなるばかり、冗談はやめてくれ。
ところが、ある日のディスク・ユニオンで棚に忘れた様にあった、しかも結構安価、即購入。
聴いたら、若き日の思い出が甦(よみがえ)り目頭が熱くなった。
(青木高見)



Lee Oskar / Those Sunny Days (TKCB-70540)
Lee Oskar / Those Sunny Days (TKCB-70540)
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CD recording date : March 1989

Personnel :
Lee Oskar (hca)
Kei Akagi ケイ・赤城 (key)
Frank Gambale (g)
Larry Klimas (sax)
John Patitucci (b)
Tom Brechlein (ds)
Alex Acuna (per)

Song name :
01. Those Sunny Days
02. Georgia On My Mind
03. In A Sentimental Mood
04. Here, There And Everywhere
05. Peg O`My Heart
06. When I Fall In Love
07. When You Wish Upon A Star
08. Over The Rainbow
09. Coming Home, Baby
10. My Love, Beside Me

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メインコメント : リー・オスカー(Lee Oskar 1948年3月24日~)はデンマーク・コペンハーゲン生まれのハーモニカ奏者。
1994年までソウル・バンド「ウォー(War)」に在籍。
 CDは1989年3月の録音、ダン・フレックス(Dan Flex)・レーベルの音源、発売元が株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ、英語オリジナル・ライナーノーツ、青木和富氏による日本語解説、10曲入り、ノベルティとして「リー・オスカー/ぬり絵コンテスト」応募用台紙付き。
 メンバーはハーモニカがリー・オスカー、ピアノがケイ・赤城、ギターがフランク・ギャンバレ、サックスがラリー・クリマス、ベースがジョン・パティトゥッチ、ドラムがトム・ブッレッシュレイン、パーカッションがアレックス・アクーニャ。
解説書には、これらスタンダードの演目をリー・オスカーは、ほとんど知らなかったという。
それぞれの曲のテープを繰り返し聴きメロディーを覚え録音に臨んだという。
曲を知らなくても、ジャズを知らなくても、雰囲気をつかみ自分のものにしてしまうリー・オスカー。
(青木高見)




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