青木高見のジャズコレクション Herbie Nichols (p) ハービー・ニコルズ


略歴
Herbie Nichols ハービー・ニコルズ (Herbie Nichols 1919年1月3日~1963年4月12日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタン生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Herbie Nichols / Herbie Nichols Trio (TOCJ-1519)

【以下コンテンツ】


Herbie Nichols / Herbie Nichols Trio (TOCJ-1519) Herbie Nichols / Herbie Nichols Trio (TOCJ-1519)

Recorded :
July 29, 1955
August 7, 1955
April 19, 1956

Personnel :
Herbie Nichols (p)
Al McKibbon (b) #01-05, #09
Teddy kotick (b) #06-08, #10
Max Roach (ds)

Song name :
01. The Gig
02. House Party Starting
03. Chit-Chatting
04. The Lady Sings The Blues
05. Terpsichore(舞踏の女神)
06. Spinning Song
07. Query
08. Wild Flower
09. Hangover Triangle
10. Mine

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メインコメント : ハービー・ニコルズ (Herbie Nichols 1919年1月3日~1963年4月12日) はアメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタン生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。
LPは1955年7月・8月、1956年4月の録音、ブルーノート(Blue Note)BLP 1519番、10曲入り。
CDは発売元が東芝EMI株式会社、ハービー・ニコルズ(Herbie Nichols)氏自身による英語オリジナル・ライナーノーツ、内田昌之氏によるライナーノーツ和訳、原田和典氏による日本語解説、10曲入り。
メンバーはピアノがハービー・ニコルズ、ベースがアル・マッキボンとテディ・コティック、ドラムがマックス・ローチ。
演目は10曲目「Mine」以外すべてハービー・ニコルズによる作曲。
理由は、ともかく録音が残っていたので聴く事ができる。
才能を持ちながら世間に発表する機会がないまま44歳で白血病で亡くなった不遇のミュージシャン。
ジャズのお決まりのパターン、亡くなってから評価され知名度が上る。
なぜ世間は生前に正しい評価ができないのだろう。
そういう自分もハービー・ニコルズを文献で知り、避けて通れない1枚という事で所持。
左手から繰り出される打楽器的な奏法は多くの演奏家に影響を与えた。
作曲に際しドラムという楽器の特性を重視したという逸話が残されている。
それにしても、けっこう難解なジャズで聴き続けていきたい。
(青木高見)




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