青木高見のジャズコレクション Pat Martino (g) パット・マルティーノ


略歴
Pat Martino パット・マルティーノ(Pat Martino 出生名: Patrick Carmen Azzar 1944年8月25日~2021年11月1日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズギタリスト、作曲家。
父がアラブ系、母がイタリア系の間に生まれる、演奏活動期間中、脳障害を克服した。
演奏はビブラートやチョーキングなどを使わない個性的な超絶技巧。
純粋無垢なセンスは正に職人気質。
私生活では1995年に東京で出会ったアサヒ・マルティーノ綾子と結婚した。
慢性呼吸器疾患のため、2018年に演奏活動を中止。
2021年11月1日に77歳で亡くなった。
(青木高見)



【INDEX (リーダーアルバム)】
Pat Martino / El Hombre (OJCCD-195-2) Pat Martino / Baiyina [The Clear Evidence] (JCCD-355-2) Pat Martino / Exit (PCCY-30013)

【INDEX (共演アルバム)】



【以下コンテンツ】


Pat Martino / El Hombre (OJCCD-195-2) Pat Martino / El Hombre (OJCCD-195-2)

Recorded : May 1, 1967

Personnel :
Pat Martino (g)
Trudy Pitts (org)
Danny Turner (fl)
Mitch Fine (ds)
Vance Anderson (bongos)
Abdu Johnson (congas)

Song name :
01. Waltz for Geri
02. Once I Loved
03. El Hombre
04. Cisco
05. One for Rose
06. A Blues for Mickey
07. Just Friends

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メインコメント : パット・マルティーノ(Pat Martino 出生名: Patrick Carmen Azzar 1944年8月25日~2021年11月1日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズギタリスト、作曲家。
LPは1967年5月1日の録音、発売元がプレスティッジ(Prestige)PR7513番、7曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、クリストファー・ピーターズ(Christopher Peters)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、7曲入り。
メンバーはギターがパット・マルティーノ、オルガンがトゥルーディー・ピッツ、フルートがダニー・ターナー、ドラムがミッチ・ファインほか。
タイトルの「El Hombre(エル・オンブレ)」とはスペイン語で「男」。
演奏は女性のトゥルーディー・ピッツのB3オルガンに涼風(そよかぜ)の様なパット・マルティーノのギターが舞う。
(青木高見)





Pat Martino / Baiyina [The Clear Evidence] (JCCD-355-2) Pat Martino / Baiyina [The Clear Evidence] (JCCD-355-2)

Recorded : June 11, 1968

Personnel :
Pat Martino (g)
Bobby Rose (g)
Gregory Herbert (as, fl)
Richard Davis (b)
Charles Persip (ds)
Reggie Ferguson (tabla)
Balakrishna (tambura)

Song name :
01. Israfel
02. Distant Land
03. Baiyina
04. Where Love's A Grown Up God

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メインコメント : パット・マルティーノ(Pat Martino 出生名: Patrick Carmen Azzar 1944年8月25日~2021年11月1日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズギタリスト、作曲家。
LPは1968年6月11日の録音、発売元がプレスティッジ(Prestige)PR7589番、4曲入り。
CDは発売元がOJC、輸入盤、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、4曲入り。
メンバーはギターがパット・マルティーノ、ベースがリチャード・ディヴィス、ドラムがチャーリー・パーシップほか。
タブラ、シタールが入ったサイケデリック・サウンド。
父がアラブ系、母がイタリア系の両親の影響が音に表れたのだろうか。
副題が「A Psychedelic Excursion Through The Magical Mysteries Of The Koran」。
「コーランの魔法の謎を巡るサイケデリックな小旅行」。
コーランとはイスラム教(イスラーム)の聖典。
独特の浮遊感、それが嫌味にならず、むしろ快感に感じるのはパット・マルティーノの成せる技。
コレクションの中でも異色の1枚。
(青木高見)





Pat Martino / Exit (PCCY-30013) Pat Martino / Exit (PCCY-30013)

Recorded : February 10, 1976

Personnel :
Pat Martino (g)
Gil Goldstein (p)
Richard Davis (b)
Billy Hart (ds)

Song name :
01. Exit
02. Come Sunday
03. Three Base Hit
04. Days Of Wine And Roses
05. Blue Bossa
06. I Remember Clifford

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メインコメント : パット・マルティーノ(Pat Martino 出生名: Patrick Carmen Azzar 1944年8月25日~2021年11月1日)はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジャズギタリスト、作曲家。
LPは1976年2月10日の録音、発売元が(Muse Records)MR5075番、6曲入り。
CDは発売元が株式会社ポニーキャニオン、輸入盤、ケント・ヘイズン(Kent Hazen)氏による英語オリジナル・ライナーノーツ、株式会社ポニーキャニオンによるライナーノーツ和訳、6曲入り。
メンバーはギターがパット・マルティーノ、ピアノがギル・ゴールドスタイン、ベースがリチャード・ディヴィス、ドラムがビリー・ハート。
ジャズ・ギタリストの巨人と言えば、ウェス、タル、ジョー、バーニー、ジム、ケニーだが、その彼らに劣らないテクニシャンのパット・マルティーノ。
1曲目はアルバム・タイトル「Exit」軽めのフリー・フレーバー。
4曲目以降が「酒とバラの日々」「ブルーボッサ」「アイ・リメンバー・クリフォード」とスタンダード。
(青木高見)




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