Sidney Bechet (cl) シドニー・ベシェ
略歴
シドニー・ベシェ(Sidney Bechet 出生名:Sidney Joseph Bechet 1897年5月14日~1959年5月14日)はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のジャズ・クラリネット、ジャズ・ソプラノ・サックス奏者。
クリオールというフランス人と黒人の混血で当時のニューオリンズでのシドニー・ベシェはフランス語を流暢に話す特権階級だったという。
死亡日が誕生日と同じ。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Sidney Bechet / The Blue Note Years (TOCJ-6330)
CD recording date : 1939~1953
Personnel :
Sidney Bechet (cl)
Mead Lux Lewis (p)
Teddy Bunn (g)
Wild Bill Davison (cor)
Vic Dickenson (tb)
Max Kaminsky (tp)
Sidney De Paris (tb)
Johnny Williams (b)
Sidney Catlett (ds)
etc.
Song name :
01. Summertime
02. Dear Old Southland
03. St.Louis Blues
04. Blue Horizon
05. High Society
06. Days Beyond Recall
07. Save It Pretty Mama
08. St.James Infirmary
09. Blame It On The Blues
10. Bechet's Fantasy
11. I Found A New Baby
12. Nobody Knows You When You're Down and Out
13. When The Saints Go Marching In
14. Basin Street Blues
15. At The Jazz Band Ball
16. Joshua Fit The Battle Ob Jericho
17. Runnin' Wild
18. Blues My Naughty Sweetie Gave To Me
19. All Of Me
20. Black and Blue
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : シドニー・ベシェ(Sidney Bechet 出生名:Sidney Joseph Bechet 1897年5月14日~1959年5月14日)はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のジャズ・クラリネット、ジャズ・ソプラノ・サックス奏者。
CDは1939年から1953年の録音、ブルーノート(Bluenote)の音源、発売元が東芝EMI株式会社、ブルーノート(Bluenote)による英語オリジナル・ライナーノーツ、大和明氏による日本語解説、20曲入り。
メンバーはクラリネットとソプラノサックスがシドニー・ベシェ、コルネットがワイルド・ビル・デイヴィスン、トロンボーンがヴィック・ディケンソン、ドラムがシッド(シンディ)・キャトレットほか。
ブルーノート社主のアルフレッド・ライオンがシドニー・ベシェに惚れ込み、レコードという最新録音技術に託し収録を行ったエピソードがある。
シドニー・ベシェはルイ・アームストロングと共にジャズ草創期の一人。
クリオールというフランス人と黒人の混血で当時のニューオリンズでのシドニー・ベシェはフランス語を流暢に話す特権階級だったという。
演奏は、シドニー・ベシェの伸びやかなクラリネットの音色、アメリカの古き良き時代へタイムスリップ。
1959年5月14日、パリで亡くなっているが、月日が誕生日と同じ。
現在、このCDは廃盤になっていて中々見つからない。
コレクションは、今では閉店して無い「ムトウ・レコード・高田馬場店」で予約注文して入手した。
つい、この間の事の様に思うが時は随分経過した。
話は飛ぶが1959年、日本のザ・ピーナッツによるカヴァー「Petite Fleur(プティ・フルール)邦題「可愛い花」 日本語歌詞は「音羽たかし」が付け5万枚を超える売上を記録した、この曲の作曲者がシドニー・ベシェ。
なお、5万枚の記録は、ペギー葉山の「南国土佐を後にして」、フランク永井の「夜霧に消えたチャコ」と並び、レコード売上において1959年上半期を代表するヒットとなっている。
ところが、この「可愛い花」は「NHK紅白歌合戦」では1度も歌われていない、しかし引退当日の1975年4月5日の「ザ・ピーナッツ さよなら公演」でオープニングとエンディング(アンコール)で2回歌われた。
(青木高見)

2013年4月に閉店した「ムトウ・レコード・高田馬場店」
Sidney Bechet / The Lgacy Of Bluebird (BVCJ-5104)
CD recording date : ?
Personnel :
Sidney Bechet (cl)
Song name :
01. Maple Leaf Rag
02. I've Found A New Baby
03. High Cociety
04. Indian Summer
05. Preachin' The Blues
06. Sidney's Blues
07. Shake It And Break It
08. Wild Man Blues
09. Save It, Pretty Mama
10. Stompy Jones
11. Muskrat Ramble
12. Coal Black Shine
13. Baby, Won't You Please Come Home
14. The Sheik Of Araby
15. When It's Sleepy Time Down South
16. When vIt's Sleepy Time Down South
17. Starange Fruit
18. Bluea In The Air
19. The Mooche
20. Twelfth Street Rag
21. Mood Indigo
22. What Is This Thing Called Love?
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : シドニー・ベシェ(Sidney Bechet 出生名:Sidney Joseph Bechet 1897年5月14日~1959年5月14日)はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のジャズ・クラリネット、ジャズ・ソプラノ・サックス奏者。
CDは、発売元がBMGビクター株式会社 BVCJ-5104番、「The Lgacy Of Bluebird」シリーズの1枚、輸入盤、瀬上保男氏による日本語解説、22曲入り。
① 独創的なサウンドとビブラート
高速で広いビブラートがベシェの最も象徴的な特徴といえる。
クラリネット由来の技法をソプラノサックスに応用し、非常に速く幅の広いビブラートをかけ、感情豊かで劇的な音色を作り出した。
繊細さよりも、アンサンブル全体を支配するような、エネルギッシュで分厚いサウンド。
② ソプラノサックスの開拓者で元々はクラリネット奏者だったが、1919年頃にヨーロッパでソプラノサックスに出会い、それをジャズの主要なソロ楽器へと昇華させた。
このスタイルは後のジョン・コルトレーンやウェイン・ショーターといったモダンジャズの巨人たちにも多大な影響を与えた。
③ 圧倒的なソロ・スタイル、歌い上げるようなフレージングは「物語を語るよう」と評され、ブルースのフィーリングと叙情的なメロディラインを融合させた。
支配的なリードは他の楽器(特にトランペット)を圧倒するほどの音量と存在感を持ち、集団即興演奏の中でも常に主導権を握るスタイル。
④ 楽譜に縛られない即興性は生涯を通じて楽譜を読まず、耳とインスピレーションを頼りに演奏することを重視した。
この姿勢は演奏に独特の野性味、その瞬間にしか生まれない生命力を与えている。
(青木高見)
