Barney Wilen (ts) バルネ・ウィラン
略歴
バルネ・ウィラン (Barney Wilen 1937年3月4日~1996年5月25日) はフランス・ニース生れのジャズのテナー・サックス、ソプラノ・サックス奏者、作曲家。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【INDEX (共演アルバム)】
【以下コンテンツ】
Barney Wilen / Tilt
Recorded :
January 7, 1957
January 11, 1957
Personnel :
#01-#05
Rec : January 7, 1957
Barney Wilen (ts)
Maurice Vander (p)
Bibi Rovère (b)
Al Levitt (ds)
#06-#09
Rec : January 11, 1957
Barney Wilen (ts)
Jacky Cnudde (p)
Bibi Rovère (b)
Charles Saudrais (ds)
Song name :
01. Blue N' Boogie
02. Nature Boy
03. My Melancholy Baby
04. Night In Tunisia
05. The Way You Look To Night
06. Hackensack
07. Blue Monk
08. Mysterioso
09. Think Of One
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メインコメント : バルネ・ウィラン (Barney Wilen 1937年3月4日~1996年5月25日) はフランス・ニース生れのジャズのテナー・サックス、ソプラノ・サックス奏者、作曲家。
アルバムはバルネ・ウィラン、1957年1月7日・11日の録音、ヴォーグ・レーベルからのリリース、ファースト・アルバム。
この年、マイルス・デイヴィスは渡欧して映画 「死刑台のエレベーター」 のサウンドトラックを手がけたが、ここにバルネ・ウィランも参加していた。
初期のバルネ・ウィランは、ソニー・ロリンズやセロニアス・モンクを尊敬していたので、その影響を感じる。
演目は、セロニアス・モンクを扱っている。
デビュー当時からフランスのジャズ・サックスの第一人者でもある。
映画音楽、ロック、フリーと色々手がけ遠回りするも、最後はオーソドックスなモダン・ジャズに戻った。
アルバムも多くリリースしており、どの年代のバルネ・ウィランを聴くかによって変化があって楽しい。
(青木高見)
Barney Wilen / French Story
Recorded : October 1989
Personnel :
Barney Wilen (ts)
Mal Waldron (p)
Stafford James (b)
Eddie Moore (ds)
Song name :
01. Un Homme et Une Femme
02. Ascenseur pour L'echafaud
03. Les Paraplues de Cherbourg
04. Les Liaisons Dangereuses 1960
05. Black Orpheus
06. Des Femmes Disparaissent
07. Autumn Leaves
08. Quiet Temples
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メインコメント : バルネ・ウィラン (Barney Wilen 1937年3月4日~1996年5月25日) はフランス・ニース生れのジャズのテナー・サックス、ソプラノ・サックス奏者、作曲家。
アルバムはバルネ・ウィラン、1989年10月の録音、ピアノのマル・ウォルドロンとの共演。
その他の共演者は、ベースがスタフォード・ジェームス、ドラムがエディー・モア。
バルネ・ウィランのサックスは、どちらかというとヨーロッパの香りがする。
アルバムタイトルも 「French Story」。
ちなみにマル・ウォルドロン、スタフォード・ジェームス、エディー・モアは黒人。
フランスのエスプリと黒いリズムのミックス。
お洒落で粋なジャズは濃いめ。
(青木高見)
Barney Wilen / Essential Ballads
Recorded : November 2-3, 1992
Personnel :
Barney Wilen (ss, as)
Alain Marie (p)
Llaurent De Wilde (p, el-p, syn)
Michel Zenino (b)
Jean-Pierre Arnaud (ds)
Song name :
01. You Go To My Head
02. I've Got A Crush On You
03. Oh, Lady Be Good!
04. Teach Me Tonight
05. I'll Take Romance
06. Memories Of You
07. I Fall In Love Too Easily
08. Jalouse Blues
09. I'm An Old Cowhand
10. Shadow Of Your Smile (The)
11. Chanson Espagnole
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メインコメント : バルネ・ウィラン (Barney Wilen 1937年3月4日~1996年5月25日) はフランス・ニース生れのジャズのテナー・サックス、ソプラノ・サックス奏者、作曲家。
アルバムはバルネ・ウィラン、1992年11月2日・3日の録音、日本のアルファ・レコードからのリリース。
演奏は、タイトルにあるバラードだが、ミディアム・テンポの曲もある。
ここでバルネ・ウィランはソプラノ・サックスとアルト・サックスを吹き分けている。
個人的に難をいえば、エレピとシンセはいらない、あくまでオーソドックスなピアノだけでやってほしかった。
(青木高見)
Barney Wilen / Le Ca New York Romance
Recorded : June 19-20, 1994
Personnel :
Barney Wilen (ss, ts, bs)
Kenny Barron (p)
Ira Coleman (b)
Lewis Nash (ds)
Song name :
01. No Problem '94
02. Cry Me A River
03. Blues Walk
04. You've Changed
05. You'd Be So Nice To Come Home To
06. Mack The Knife
07. Don't Fence Me In
08. Old Devil Moon
09. I Will Say Goodbye
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : バルネ・ウィラン (Barney Wilen 1937年3月4日~1996年5月25日) はフランス・ニース生れのジャズのテナー・サックス、ソプラノ・サックス奏者、作曲家。
アルバムはバルネ・ウィラン、199年6月19日・20日の録音、ヴィーナス・レコードのリリース、ピアノにケニー・バロンを迎えて。
その他の共演者は、ベースがアイラ・コールマン、ドラムがルイス・ナッシュ。
この共演者の名前があるだけで、アルバムの水準は一定以上。
選曲は、何度も取り上げている 「No Problem」、ルー・ドナルドソンの 「Blues Walk」 に、「Mack The Knife」、そしてコール・ポーターの曲、何と〆にミシェル・ルグランの 「I Will Say Goodbye」 が並ぶ。
後で知ったが、バルネ・ウィランは、このアルバムの後に2枚をリリースして亡くなってしまう。
勝手な想像だが、そう思うと亡くなる事を予感している様な演奏にも聴える。
楽器もテナー・サックスのほかに、ソプラノ・サックスとバリトン・サックスを使用。
共演者のサポートは予想通りに、文句のつけようがなく素晴らしい。
個人的に難を言えば、ジャケット・デザインがチャラい、内容が良いだけに実に惜しい。
リード・マイルス (初期のブルー・ノート) のような、イカシたジャケだったらいいのに・・・と、聴き終わった時、毎回思う。
(青木高見)