Ornette Coleman (as) オーネット・コールマン
略歴
オーネット・コールマン (Ornette Coleman 1930年3月9日~2015年6月11日) はアメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者、バイオリン奏者。
(青木高見)
【INDEX (リーダーアルバム)】
【以下コンテンツ】
Ornette Coleman / The Shape of Jazz to come (30XD-1032)
Recorded : May 22, 1959
Personnel :
Ornette Coleman (as)
Don Cherry (cor)
Charlie Haden (b)
Billy Higgins (ds)
Song name :
01. Lonely Woman
02. Eventually
03. Peace
04. Focus on Sanity
05. Congeniality
06. Chronology
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メインコメント : オーネット・コールマン (Ornette Coleman 1930年3月9日~2015年6月11日) はアメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者、バイオリン奏者。
アルバムはオーネット・コールマン、邦題 「ジャズ来るべきもの」、1959年5月22日の録音、原盤LPはアトランティック・レーベルからのリリース6曲入り、CDは発売元がワーナー・パイオニア、8曲入り(CD化に伴い2曲追加・録音日も同じ)、マーチン・ウイリアムス(Martin Williams)氏による英語解説、藤本雄三氏による日本語解説書付き。
共演者は、コルネットがドン・チェリー、ベースがチャーリー・ヘイデン、ドラムがビリー・ヒギンズ。
演奏は、ドン・チェリーがオーネット・コールマンにぴったり寄り添い離れない。
無秩序でありながら、その無秩序さが統一されている。
何のこっちゃ。
万華鏡の様に聴くたびに違った印象を持つ。
その時の自分を写し出すような鏡の様な気もする。
「大きく打てば大きく響き 小さく打てば小さく響く」 この言葉は勝海舟が西郷隆盛を評して言った言葉を思い出す。
1960年代の前衛ジャズの革新的な役割を担ったオーネット・コールマンのデビュー・アルバム。
。
(青木高見)
Ornette Coleman / At The Golden Circle Stockholm Vol.1 (TOCJ-6461)
Recorded : December 3-4, 1965
Personnel :
Ornette Coleman (as, tp, vln)
David Izenzon (b)
Charles Moffett (ds, glockenspiel)
Song name :
01. Announcement
02. Faces and Places
03. European Echoes
04. Dee Dee
05. Dawn
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メインコメント : オーネット・コールマン (Ornette Coleman 1930年3月9日~2015年6月11日) はアメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者、バイオリン奏者。
アルバムはオーネット・コールマン、1965年12月3日・4日の録音、原盤LPはブルーノート84224番、CDは発売元が東芝EMI株式会社、小川隆夫氏による日本語解説書付き。
共演者は、ベースがデヴィッド・アイゼンソン、ドラムがチャールス・モフェット。
前衛ジャズの偏見が少ない欧州のストックホルムにある 「ゴールデンサークル・クラブ」 でのライブ。
一般評ではオーネット・コールマンの最高傑作とされている。
1963年初頭、オーネット・コールマンは突然姿を消した。
理由は諸説あり一説には人権問題、業界の体質、金銭問題などからの逃避だったとされるが真相は不明。
いすれにせよ、そのオーネット・コールマンが、このライブで再び返り咲いた事で話題を呼んだ。
ピアノレスのトリオ、今まで以上に簡素でいて覇気が増している、あたかも人間悲喜の肉声のごとく。
音はジャケットの雪の様に純粋で美しい。
前衛といっても全てオーネット・コールマン節。
小音量で軽く流して聴いてもいいが大音量だと気迫に圧倒される。
個人的には雪の降った日に聴くのが楽しみ。
(青木高見)
Ornette Coleman / New York Is Now (CDP 7 84287 2)
Recorded :
April 29, 1968
May 7, 1968
Personnel :
Ornette Coleman (as, vln)
Dewey Redman (ts)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)
Song name :
01. The Garden Of Souls
02. Toy Dance
03. Broad Way Blues
04. Broad Way Blues (Alternate ver)
05. Round Trip
06. We Now Interrupt
For A Commercial
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メインコメント : オーネット・コールマン (Ornette Coleman 1930年3月9日~2015年6月11日) はアメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者、バイオリン奏者。
アルバムはオーネット・コールマン、1968年4月29日・5月7日の録音、原盤LPはブルーノート84287番、CDは同じくブルーノート・レーベルからのリリース、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)氏による英語解説書付き。
共演者は、テナーサックスがデューイ・レッドマン、ベースがジミー・のギャリソン、ドラムがエルビン・ジョーンズ。
聴きどころは、コルトーレーンの黄金コンビのジミー・ギャリソンとエルビン・ジョーンズに、デューイ・レッドマン。
ちなみに、デューイ・レッドマンはジョシュア・レッドマンの父親。
1963年初頭、オーネット・コールマンは活動休止したが、1965年のアルバム 「At The Golden Circle Stockholm」 でカムバックした。
アルバムは、その後の作品で安定期に入ったのか 「At The Golden Circle Stockholm」 ほどのインパクトがない分聴きやすい。
デューイ・レッドマンのテナーにオーネット・コールマンのアルトの妙味。
ジミー・ギャリソンとエルビン・ジョーンズも猛者(もさ)、オーネット・コールマンと合わないはずがない。
むしろ、このメンバーでの共演を銘々が楽しんでいる様子。
(青木高見)
Ornette Coleman / Dancing In Your Head (UCCU-5175)
Recorded :
December 1975 #01, #02
January 1973 #03
Personnel :
Ornette Coleman (as)
Bern Nix (g) #01, #02
Charlie Ellerbee (g) #01, #02
Robert Palmer (cl) #03
Rudy McDaniel (b) #01, #02
Shannon Jackson (ds) #01, #02
Master Musicians of Jajouka, Morocco #03
Song name :
01. Theme from a Symphony (variation one)
02. Theme from a Symphony (variation two)
03. Midnight Sunrise
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メインコメント : オーネット・コールマン (Ornette Coleman 1930年3月9日~2015年6月11日) はアメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者、バイオリン奏者。
アルバムはオーネット・コールマン、1・2曲目が1975年12月、パリでの録音、3曲目が1973年1月、モロッコの録音、原盤LPはホリゾン(Horizon)・レーベルからのリリース、CDは発売元がユニバーサル・クラシック&ジャズ・レーベルからのリリース、高井信成氏と岡崎正通氏による日本語解説書付き。
オーネット・コールマンを聴く時は、音楽のジャンルの事は気にしないで、心を広く持ち、概念を取り払い、おおらかに聴く様にしている。
すると、オーネット・コールマンがやってきて、まず 「ヤア!」 と声をかけてくる。
一般評では、多くのミュージシャンに強い影響を与えた音だと言う。
自分はミュージシャンでないので、その音が、どう影響を与えてくるのか、わからない。
いったい、いつになったら、わかるのだろう、はたして本当に、わかる日が来るのだろうか。
ただ言える事は、年に何度かオーネット・コールマンが、むしょうに聴きたくなり、ブッ通しで聴く日がある。
すると、オーネット・コールマンが更に続けて 「それでいいんだよ ありがとう」 と。
アルバム・ジャケットを上下にひっくり返して何度も顔を眺める、陰と陽、ミッドナイト・サンライズ。
(青木高見)
Ornette Coleman / Ornette Coleman And Prime Time Virgin Beauty (RK 44301)
Releases : 1988
Personnel :
Ornette Coleman (tp, vln, arr, sax)
Denardo Coleman (per, ds, key, producer)
Jerry Garcia (g) #01, #06, #07,
Bern Nix (g)
Al Macdowell (b)
Chris Walker (b)
Calvin Weston (ds)
Song name :
01. 3 Wishes
02. Bourgeois Boogie
03. Happy Hour
04. Virgin Beauty
05. Healing The Feeling
06. Singing In The Shower
07. Desert Players
08. Honeymooners
09. Chanting
10. Spelling The Alphabet
11. Unknown Artist
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メインコメント : オーネット・コールマン (Ornette Coleman 1930年3月9日~2015年6月11日) はアメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者、バイオリン奏者。
アルバムはオーネット・コールマン、1988年のリリース、原盤LP・CD共にポートレート(Portrait)・レーベル。
何もする事がなく、比較的、心に余裕がある時に引っぱり出して聴く。
聴くと、いつもそうだ聴き終える頃にはマジで何もする気がなくなっている。
酒を呑んでいないのに酒を呑んだようなフワフワとした浮遊感。
幼い少女アリスは白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込む。
そこは、しゃべる動物や、動くトランプ、ユニークなキャラクター達が出てくる。
そんな現実離れした気分になってしまう。
ちなみに、1曲目、6曲目、7曲目にグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアが参加している。
(青木高見)