青木高見のジャズ新書コレクション 青木高見のロック新書・コレクション



ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか/中山康樹

書籍名 : ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか
発行 : 平成21年(2009)年3月30日
著者 : 中山康樹
発行所 : 幻冬舎新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : ジャズ評論家である中山康樹氏のロック通は尋常でない。
タイトルはミック・ジャガーだが、ジジイの域に入った現役ロッカー14人の今をリポート。
たとえば、ジョン・フォガティ、ポール・マッカ-トニー、エルトン・ジョン、ボブ・ディランほか。
中山康樹氏は、惜しくも2015年1月28日に亡くなってしまった。
という事で今となっては貴重。
(青木高見)

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ロックアーティスト名言集/立川直樹

書籍名 : ロックアーティスト名言集
発行 : 昭和51年(1976)年8月20日
著者 : 立川直樹
発行所 : シンコーミュージック
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 音楽は聴く人の心に耕される創造と思考の世界である。(ロバート・プラント)
話し合いはコミュニケーションの最も遅い手段だ、音楽の方がずっといい。(ジョン・レノン)
一番大切なのは、詞を愛する気持ちだ。これは私がいつも言っている事だけどね、私は詞がとても好きなんだ。歌詞というものはメロディをつけた詞だ。メロディをつけた心のメッセージなんだ。(チャック・ベリー)
人生の中で非常に苦しい思いをしても、恋に敗れ去ってしまったとしても、自分のそばに同じような気持ちを唄う人がいれば、アー苦しいのは自分だけじゃないと、気が楽になってくる、それがブルースだと思う。(ジョニー・ウインター)
内容は、全く陳腐化しない。
しないどころか、たまらなく面白い。
他のウンチク解説書なんてクソくらえ。
有名ロッカーの短い言葉は強烈で意外とマトモ。
マジで心をエグる。
(青木高見)

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ロックの感受性/仲井戸麗市E-BOOK

書籍名 : ロックの感受性
発行 : 平成14年(2002)年5月20日
著者 : 中山康樹
発行所 : 平凡社新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 仲井戸 麗市 (なかいど れいち、1950年10月9日~) は日本のギタリスト、ボーカリスト。
古井戸、RCサクセションのほか、ソロのシンガーソングライターとしても活動。
内容は、ありのままの、飾らない文章。
自己の経験から湧き出る音楽感に共感がわく。
(青木高見)

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ロック スーパースターの軌跡/北中正和 E-BOOK

書籍名 : ロック スーパースターの軌跡
発行 : 昭和60年(1985)年6月20日
著者 : 北中正和
発行所 : 講談社現代新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : ミュージック・マガジン社の編集部を経た作者の造詣の深さに、まず驚かされた。
この本を読んでからロックを聴くか、聴いてから本を読むか、どちらでも楽しめる指南書。
(青木高見)

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わが青洲のロック黄金狂時代/東郷かおる子

書籍名 : わが青洲のロック黄金狂時代
発行 : 平成19年(2007)年10月30日
著者 : 東郷かおる子
発行所 : 角川SSC新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : ミュージック・ライフ(MUSIC LIFE)はシンコー・ミュージック(創刊当時は新興音楽出版社)が編集・発行した音楽雑誌。
星加ルミ子は、1965年から1975年までの編集長。
水上はる子は、1974年から1978年頃までの編集長。
東郷かおる子は、1978年頃から1990年までの編集長。
なぜ、みな女性だったんだろう。
その 「東郷かおる子」 の著書、それは、もうロックの教科書、経典。
ロックのド壷にハマッた女の、ジャニスばりの迫力文書がスゴッ。
(青木高見)

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父から子へ伝える名ロック100/立川直樹

書籍名 : 父から子へ伝える名ロック100
発行 : 平成19年(2007)年11月5日
著者 : 立川直樹
発行所 : 祥伝者新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 著者が無作為に選んだロック、ソウル、ポップス盤100枚のコメント。
あの頃、夢中になっていた曲、走馬灯のように流れ去った過去がよみがえる。
「たしかに、そうだったよな~」 の連発。
(青木高見)

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俺のロック・ステディ/花村萬月 E-BOOK

書籍名 : 俺のロック・ステディ
発行 : 平成19年(2009)年7月22日
著者 : 花村萬月
発行所 : 集英社新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 「ステディ」 とは、英語の 「Steady」 から来ている。
意味は 「恋人、特定の交際相手、安定した、決まった、しっかりした、着実」 など。
内容は、1960年から70年のロックを解析。
特徴として、ブルース・ロック、グラム・ロック、アメリカン・ロック、ジャズ・ロック、ブリティシュ・ロック、プログレッシブ・ロックなどのジャンルの立場から俯瞰(ふかん)。
系統とか、系列という言葉はあてはまらいが、今となれば、その結びつきが面白(おもしろ)い。
決して、一つがポンと出たのではなく、互いに連携しあい、複雑に進化を遂げてきた事がわかる。
今一度、見直す事で、これから先の事も、当らずとも遠からず的にテカッ。
(青木高見)

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日本のロック名盤/川崎大助

書籍名 : 日本のロック名盤
発行 : 平成27年(2015)年8月20日
著者 : 川崎大助
発行所 : 講談社現代新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 発行が2015年と言うのがミソ。
何しろ今の時代から、今までの日本のロックを考察しているのがいい。
つい当時のアルバムを買いたくなってしまう。
危ない危ない! キリが無いので本書だけで自分を納得させる。
(青木高見)

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ロック超名盤100/小野島 大

書籍名 : ロック超名盤100
発行 : 平成17年(2005)年4月10日
著者 : 小野島 大
発行所 : 音楽之友社
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 何と的確な文書だろう。
自分も昔からこういう聴き方をしていたら今どうなっていただろう。
まっ!変わりないか。
著者の感覚に関心させたれる。
あらためてロック名盤の凄さを再確認。
(青木高見)

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この50枚から始めるロック入門/大友 博・西田 浩

書籍名 : この50枚から始めるロック入門
発行 : 平成20年(2008)年1月10日
著者 : 大友 博・西田 浩
発行所 : 中公新書ラクレ
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 取り扱っている時代はプレスリーからプリンスまで。
出版のコンセプトがしっかりしていて、それに沿って緻密に作られた感がいい。
こういうのが真の指南書といえるのでわ。
あらたに読む事で新鮮さが増す、結果、CDを買うハメになる。
ある意味、困った本。
(青木高見)

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ロック・フェスティバル/西田 浩 E-BOOK

書籍名 : ロック・フェスティバル
発行 : 平成19年(2007)年7月20日
著者 : 西田 浩
発行所 : 株式会社新潮社
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 巨大フェスの魅力を紹介。
主要フェス出演者完全リストが一級の資料。
それにしても、レッド・ホット・チリ・ペッパーは見るべきだった。
だから、行って見てみなくちゃ、わからない、ロック・フェスティバル。
(青木高見)

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ロック決定版/北中正和・かまち潤

書籍名 : ロック決定版
発行 : 昭和54年(1979)年12月1日
著者 : 北中正和・かまち潤
発行所 : 音楽之友社
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 昭和54年の書籍。
おなじみの音楽之友社から出版された音楽関連の新書シリーズ。
当時は音楽関連の書籍は少なかった、あっても皆、単行本だった。
それを、音楽之友社が比較的安価でシリーズ化してリリースしてくれたおかげで大変参考になる。
外に持ち出してパラパラ読みができる。
新書のいいとこは、これができる。
最近、これを全ページ、スキャンしてパッドで読むようにしたが、やはり実物には深い味わいがある。
話を戻そう、思うのは、いつの時代も 「情熱や思い入れは変化しない」 という事。
(青木高見)

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生きてるぜ!/大森庸夫 (おおもり つねお)

書籍名 : 生きてるぜ!
発行 : 平成28年(2016)年7月29日
著者 : 大森庸夫 (おおもり つねお)
発行所 : PHP新書
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : ロックスターの健康長寿力。
ミック・ジャガー、キース・リリチャーズ、ポール・マッカートニー、スティング、ロッド・スチュワートなどなど。
悪いことをしてきた割に、現在もバリバリの活躍しているのがシャクにさわる。
なぜだ、なぜ彼らだけ元気でいられるのか。
高齢化が叫ばれる今、ロック革命を起こしてきた一部の怪物たちの秘密に迫る。
「なぜ、元気でいられるのか」 答えは驚異のアンチ・エイジング法で読むっきゃない。
(青木高見)

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ロックと共に年をとる/西田浩 (にしだ ひろし)E-BOOK

書籍名 : ロックと共に年をとる
発行 : 平成22年(2010)年10月20日
著者 : 西田浩 (にしだ ひろし)
発行所 : 株式会社新潮社
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
コメント : 多くの洋楽アーティストを取材した著者。
誕生から半世紀、ロックの制作者もリスナーもみんな歳とってきた。
膨大なインタビューから人生、ロック感、趣味、転落、復活、そして死など見つめなおす。
それらの事からロック・ルネッサンスを起こすも起こさないも自分らにかかっているという警鐘と捉えたのだが。
(青木高見)

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