青木高見のジャズコレクション Bix Beiderbecke (cor, p) ビックス・バイダーベック


寸評
ビックス・バイダーベック (Bix Beiderbecke 出生名 : Leon Bismark Beiderbecke 1903年3月10日~1931年8月6日) はドイツ系三世としてアメリカ合衆国アイオワ州ダヴェンポート生まれの白人ジャズ・コルネット奏者、ジャズ・ピアニスト、作曲家。
1930年代後半、白人ジャズの台頭が顕著になる。
いわゆる 「スイング・ミュージック」 は白人の手による健康で明るい演奏法。
「ジャズ」 とは別物とされた、その影響から全盛を誇っていた黒人ジャズの人気は低迷する。
特に、このビックス・バイダーベックも白人で後継者に多大な影響を与えた。
(青木高見)

【INDEX (リーダーアルバム)】


【以下コンテンツ】


Bix Beiderbecke / Riverboat Shuffle (NAXOS JAZZ LEGENDS 8.120584) Bix Beiderbecke / Riverboat Shuffle (NAXOS JAZZ LEGENDS 8.120584)

Recorded : 1924~1929

Personnel :
Bix Beiderbecke (cor, p)
cornet and piano with The Wolverines
Bix and his Rhythm Jugglers
Frankie Trumbauer and his orchestra
Bix Tram and Eddie

Song name :
01. Riverboat Shuffle
02. Davenport Blues
03. Singinthe Blues
04. For no reason at all in C
05. Three blind mice
06. Krazy Kat
07. In a mist
08. Royal Garden Blues
09. Goose pimples
10 .Wringin' An' Twistin'
11. Sorry
12. Since my best gal turned me down
13. Thou swell
14. Louisiana
15. The love nest
16. OlMan River
17. Futuristic rhythm
18. Somebody stole my gal

※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ビックス・バイダーベック (Bix Beiderbecke 出生名 : Leon Bismark Beiderbecke 1903年3月10日~1931年8月6日) はドイツ系三世としてアメリカ合衆国アイオワ州ダヴェンポート生まれの白人ジャズ・コルネット奏者、ジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムはビックス・バイダーベック、1924年から1929年の録音、「Riverboat Shuffle」 NAXOS JAZZ LEGENDSシリーズの一枚。
1924年に現在のジャズの原型が存在していたことに、まず驚く。
1920年代の最も有力なジャズ演奏家のルイ・アームストロングは黒人なので白人であるビックス・バイダーベックとは双頭と評される。
演奏はルイ・アームストロングとは違うアプローチで独自のスタイルを創造した功績が大きい。
私生活で厳格な家庭との軋轢、世間の無理解が火種となる。
おりしも禁酒法時代、自己との葛藤も原因となりアルコール中毒になる。
やがて、肺炎と脳浮腫で若干27歳の若さで亡くなってしまった。
それらの経緯が映画 「ジャズ・ミー・ブルース」 で細かく表現されていて大変参考になる。
譜面が読めなかったとあるが、天才的な耳をもって斬新な演奏を残しジャズ史に多大な影響を与えた事を考えると胸が痛む。
(青木高見)

※ このコメントは 「アマゾン」 に掲載しました。 (コメントの無断引用・無断転載を禁じます)
コメント : アルバムはビックス・バイダーベック、1924年から1929年の録音、「Riverboat Shuffle」 NAXOS JAZZ LEGENDSシリーズの一枚。1924年に現在のジャズの原型が存在していたことに、まず驚く。1920年代の最も有力なジャズ演奏家のルイ・アームストロングは黒人なので白人であるビックス・バイダーベックとは双頭と評される。演奏はルイ・アームストロングとは違うアプローチで独自のスタイルを創造した功績が大きい。私生活で厳格な家庭との軋轢、世間の無理解が火種となる。おりしも禁酒法時代、自己との葛藤も原因となりアルコール中毒になる。やがて、肺炎と脳浮腫で若干27歳の若さで亡くなってしまった。それらの経緯が映画 「ジャズ・ミー・ブルース」 で細かく表現されていて大変参考になる。譜面が読めなかったとあるが、天才的な耳をもって斬新な演奏を残しジャズ史に多大な影響を与えた事を考えると胸が痛む。
(青木高見)




Bix Beiderbecke / Real Jazz Me Blues (SRCS5817-8) Bix Beiderbecke / Real Jazz Me Blues (SRCS5817-8)

Recorded : 1927

Personnel :
Bix Beiderbecke (cor, p)
ほか大勢。

Song name :
[CD1]
01. Trumbology
02. Clarinet Marmalade
03. Singin' the Blues
04. Ostrich Walk
05. Riverboat Shuffle
06. I'm Coming Virginia
07. Way Down Yonder in New Orleans
08. For No Reason at All in C
09. Three Blind Mice
10. Blue River
11. There's a Cradle in Caroline
12. In a Mist
13. Wringin' and Twistin'
14. Humpty Dumpty
15. Krazy Kat
16. The Baltimore
17. There Ain't No Land Like Dixieland to Me
18. There's a Cradle in Caroline
19. Just an Hour of Love
20. I'm Wonderin' Who

[CD2]
01. Three Blind Mice #1
02. Three Blind Mice #2
03. Clorinda #1
04. Clorinda #2
05. I'm More Than Satisifed #1
06. I'm More Than Satisifed #2
07. At the Jazz Band Ball
08. Royal Garden Blues
09. Jazz Me Blues
10. Goose Pimples
11. Sorry
12. Cryin' All Day
13. A Good Man Is Hard to Find
14. Since My Best Gal Turned Me Down
15. Sugar
16. There'll Come a Time (Wait and See)
17. Jubilee
18. Mississippi Mud
19. Oh Gee!-Oh Joy!
20. Why Do I Love You?
21. Ol' Man River
22. Our Bungalow of Dreams
23. Lila (2:57)
※ コメントの無断引用・無断転載を禁じます。
メインコメント : ビックス・バイダーベック (Bix Beiderbecke 出生名 : Leon Bismark Beiderbecke 1903年3月10日~1931年8月6日) はドイツ系三世としてアメリカ合衆国アイオワ州ダヴェンポート生まれの白人ジャズ・コルネット奏者、ジャズ・ピアニスト、作曲家。
アルバムは、1990年にCBSコロンビアが 「ジャズ・マスターピーセス」 をリリースした曲の中で40曲(43テイク)ベストチョイスをCBSソニーが再リリースした。
デジタルリマスターされ、驚くほど音が綺麗。
演奏時期はビックス・バイダーベックの絶頂期の1927年以後。
1930年代後半、白人ジャズの台頭が顕著になる。
いわゆる 「スイング・ミュージック」 は白人の手による健康で明るい演奏法。
「ジャズ」 とは別物とされた、その影響から全盛を誇っていた黒人ジャズの人気は低迷する。
特に、このビックス・バイダーベックも白人で後継者に多大な影響を与えることになる。
当アルバムは、雑な作りの多いビックス・バイダーベックのアルバムの中でも、CBSソニーの日本語のライナーが貴重。
演目のコメント、録音日、録音場所、そして参加メンバー名が明記されている。
個人的に、これが欲しくて購入したともいえる。
演奏は、ルイ・アームストロング(1901-1971)が、黒人独特のアクの強さと押しの強さ、ニューオリンズの香りが特徴とすれば、ビックス・バイダーベックは、白人らしい丹精ですっきりした味が特徴といえる。
こうしてみると、黒人ジャズが全盛時代の中、白人らしさの演奏を具現化した功績がひじょうに大きい。
(青木高見)




▲ページの上に戻る▲